志免から羽ばたく新成人
未来へフライト!
■新成人の声
大人としての新しい一歩を踏み出す新成人。今回はその一人、客室乗務員になる夢をかなえた眞木優風(ゆうか)さんにこれまでの想いや抱負を伺いました。
「小さい頃は母とずっと一緒で、遊び場によく連れて行ってもらいました。父が飛行機好きだったため福岡空港に遊びに行くことも多くて。その影響で空港で働くことが幼稚園からの夢でした」。これまで進学も就職も娘の想いを優先してくれたという母の涼風さんとは、今でも1日の出来事を話したり、恋話をしたり、〝相思相愛〞の関係だそう。
家族以外にも、志免には優風さんの大切な友人がたくさん。「中学校で体育委員長を務めた時、本当に大変だったんですが、友達が支えてくれて乗り越えることができました。客室乗務員になる夢がかなった時も、友達みんなが自分のことのように喜んでくれて嬉しかったです」。今は違う道を行く友達もそれぞれ頑張っていると言います。
今春から客室乗務員として働くため大阪で新生活を始める優風さん。これからの目標を尋ねると、「チーフパーサーを目指してもっと英語を勉強したり、仕事を通じてイベントに関わったりしたいです。いつか母を飛行機に乗せてサプライズをしたいですね」と語ってくれました。
■新成人母の声
母の眞木涼風さんにも優風さんとの20年間の歩みについてお話を伺いました。
「小さい頃から人懐っこくて、祖父母や地域の方にもかわいがってもらった記憶があります」。学校でも男女分け隔てなく仲良しで、先生から「架け橋のような存在」と言われたこともあるそう。
「友達が困っていると助ける一方で、助けてもらう場面も多くて。娘が落ち込んでいる時は一緒に帰ってきてくれたり、支えてくれたりする友達が多いんだなと気づかされました。今でも仲良くしてくれてありがたいです。これからも周囲に支えられながら困難を乗り越えていけると信じています」。いつか優風さんが乗務している飛行機に乗りたいと、涼風さんの〝夢〞も語ってくれました。
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