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(特集)オレンジの輪が広がっています―認知症にやさしい志免町を目指して―

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福岡県志免町

認知症は誰にでも起こりうる脳の病気です。高齢化が進む中で、認知症は他人事ではなく、身近なものになっています。現在、高齢者の約4人に1人が認知症または軽度認知障害(MCI)、90歳以上の約3人に2人が認知症といわれています。認知症になっても周囲の温かい声かけや見守りがあれば、その人らしく生活を続けていくことができます。
9月は「世界アルツハイマー月間」、9月21日を「世界アルツハイマーデー」と定め、正しい認知症の理解が広まるよう全国で普及啓発が行われています。
志免町でも、認知症の人の意思が尊重され住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるよう、正しい理解を広げるための認知症普及啓発事業「認知症の理解の輪を広げよう!〜はばたけオレンジ鶴〜」を行っています。

■認知症普及啓発事業「認知症の理解の輪を広げよう!~はばたけオレンジ鶴~」
この事業では、町内の3カ所で場所ごとにテーマを変え認知症に関する情報掲示を行っています。認知症のシンボルカラーであるオレンジ色で飾り付けをした会場には、オレンジ色の折り紙を置いています。皆さんもオレンジ色の鶴を折って会場を飾り、認知症の理解の輪を広げませんか。
認知症になっても暮らしやすいまちづくりを目指し、私たちに何ができるか、一緒に考えましょう。ぜひ、参加ください。
期間:9月29日(金)まで
場所・テーマ:
・役場正面玄関横「症状と対応」
・シーメイトエントランスホール「家族支援」
・町民図書館「医療と車の運転」

■しめカフェ(認知症カフェ)で一緒に過ごしませんか?
「しめカフェ」は、認知症の人やその家族、地域の住民、医療や介護の専門職の人など、認知症や健康に関心のある人が誰でも気軽に参加できる場所です。
ミニ講話や軽運動、参加者の皆さんとの談話、悩みごとの相談、情報交換をすることができるだけでなく、個別の相談にも応じています。予約をせずに参加でき、時間内の出入りは自由です。ぜひ、お越しください。
◎詳しくはホームページをご覧ください
日程:第3水曜日
時間:10時~11時30分
場所:シーメイト工芸室

■世界アルツハイマーデーに「物忘れ相談会」を実施します!
物忘れや認知症(若年性認知症を含む)の症状が気になる人を対象に、地域包括支援センターで物忘れ相談会を実施します。主任介護支援専門員、社会福祉士、保健師が対応します。
◎詳しくはホームページをご覧ください
日程:9月21日(木)※予約必要
時間:9時~16時※各30分程度
場所:役場福祉課応接室4
申込期限:9月1日(金)~9月20日(水)

■一人一人ができることがあります「認知症高齢者捜してメール」
事前に登録した人が行方不明になったとき、捜索に協力してもらえる人にメールを一斉送信するものです。行方不明の心配のある人やその家族は、事前に登録しておくと安心です。
できるだけ多くの人が捜索に協力することで、認知症で行方不明になった人を早く発見し保護することができます。住民・事業所の皆さん、協力者としての登録をお願いします。

◇利用したい人
認知症の人の情報を登録します。
行方不明になる恐れのある場合に、事前登録の申請をしてください。
申請先:福祉課高齢者サービス係【電話】935-1039

◇協力する人
登録用アドレス(【メール】support@req.jp)に空メールを送信ください。
数分以内に登録のためのメールが届きます。

問い合わせ:志免町地域包括支援センター(福祉課高齢者包括支援係)
【電話】935-1041【FAX】937-9859

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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