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町民インタビュー

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福岡県志免町

志免町を守る責任感と使命感 頼もしく、誇り高い消防団

志免町消防団 第3分団・分団長
古賀雅彦さん

志免町消防団 第2分団・分団長
原慎太郎さん

去る6月11日(日)、第57回志免町消防団ポンプ操法大会が開催されました。活躍したのは、日ごろ志免町の安全・安心のために活動している消防団の皆さん。今月は、その代表として自動車ポンプの部で優勝した第3分団の分団長・古賀雅彦さんと、小型ポンプの部で優勝した第2分団の分団長・原慎太郎さんにお話しを伺いました。
「私たちが優勝した操法大会とは、消防用機器を迅速・確実・安全に操作する技術を競う大会です。志免町の各エリアを管轄する10個の分団が厳しい訓練を重ね、その成果を発揮すべく技術を競い合いました」と古賀さん。どちらの部門も防火水槽から給水し、的にめがけて放水・撤収するまでの一連の操作を競います。「本当の災害現場と同様でスピードと安全性が重視されるため、日々の鍛錬とチームワークの良さが優勝に繋がったのだと思います」と原さんは語ってくれました。
消防団の活動をしながら、日ごろはそれぞれの仕事に従事するふたり。どちらも父親が消防団員だったこともあり、小さな頃から消防団が身近な存在だったそう。「入団する時、父からは自分の可能性が広がるよという言葉をもらいました。私も活動を重ね、責任感が育つ場所だと実感しています。出動時は使命感が湧き、助けたい想いが強くなりますしね」と古賀さん。地域を支える活動だからこそ交流の輪も広がったとも言います。また、子供の頃、父親が家から出動する姿を見て、火を消すことだけが消防団の仕事だと思っていたという原さん。「実際は火災だけでなく、自然災害の対策や行方不明者の捜索と多岐に渡ります。例えば、災害時は避難のアナウンスをしたり、安全な場所へ誘導したり。平時は防火や消火の意識を高めるため啓蒙啓発も行っています」。年に2回ある本番さながらの防火演習や、地域の防災訓練のおかげもあるのか、令和4年度から町内での消防団が出動する大きな火災が一件もおきてないと言います。
現在、志免町では、135名の消防団員が活躍中。最近では女性消防団員も誕生し、力仕事ではない分野でも活動の幅が広がっています。男女問わず18歳以上で町内在住か、職場が町内の人が入団可能です。ぜひあなたも地域を守る消防団員として活躍してみませんか。

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