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町民インタビュー

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福岡県志免町

暮らしを楽しくする地域の輪
女性町内会長が目指す町づくり

別府三町内会長・藤田洋子さん

安心して暮らせる町づくりのため、地域に住む人たちが手を取り、さまざまな活動を行う町内会。志免町には現在30の町内会があり、身近な地域を支えています。そこで今回は、数少ない女性の町内会長として活躍する別府三町内会の藤田洋子さんにお話しを伺いました。
町内会長になる以前、8年間、町内会の婦人部長を務めていたという藤田さん。「仕事を辞めて時間ができたので、役に立てることはありませんかと尋ねたことが婦人部に入ったきっかけです。すぐに婦人部長を任されて、改革をしながらさまざまな活動をしてきました」。その後、周りの後押しもあり町内会長へ。「最初は分からないことだらけでしたが、メンバーに恵まれたと思います。町内会長になって10年、志免町とのパイプ役としての役割を務めながら、みんなが住みやすい地域づくりを協力しながら目指してきました。若い世代の参加を増やすために町内会の小中学生の役員さんに手当を出して定例会に参加してもらったりしてね、世代交代も視野に入れて活動をしています」。女性だからこそ相談しやすいといわれることも多く、人とのつながりを求めて協力してくれる仲間も多いそう。
また8年間、毎朝登校の見守りに立ち、公民館で麻雀教室やスポーツ、体操教室などのお世話もしているという藤田さん。「挨拶をすることで子どもの顔も親の顔も分かるでしょう。顔見知りだと何かあった時に心強いからね。年を重ねても安心して暮らしていくためには町内のつながりが大切。そんな場を作ることができたらと思っていろいろ企画しています」。藤田さん自身、人が喜ぶことを考える時が楽しく、面白いからこそ町内会長を含めたすべての活動が生きがいになっていると言います。
今後のことを伺うと、「町内会で福祉サポーターを立ち上げたいなと思っています。遠い親戚より近くの他人って言うでしょ。お年寄りが元気にしているか気にかけてもらいたいなと思って。ぜひ皆さんも町内会の行事に参加して、向こう3軒、両隣と仲良くしてくださいね」と話してくださいました。地域のつながりがあると日々の生活が楽しくなり、町内会の活動によって町も活性化します。ぜひあなたも身近なところから参加してみませんか。

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