文字サイズ
自治体の皆さまへ

町民インタビュー

35/36

福岡県志免町

情熱が紡ぐ志免飛龍太鼓
中学生が語るその魅力とは

志免飛龍太鼓歴3年の奥薗萌衣さん

1999年に結成された志免飛龍太鼓。祭りなどで迫力のあるパフォーマンスを見たことのある方も多いのではないでしょうか。現在は、小中高生を中心に小学1年生から上は60代の方まで24人のメンバーが活動しています。今回はその中の一人、中学2年生の奥薗萌衣さんにお話しを伺いました。
「志免飛龍太鼓に入ったのは、ソーラン節が好きで家でよく踊っていた私に、母が和の習い事はどうかと勧めてくれたことがきっかけです。見学して力強い太鼓の演奏に感動したと同時に、先輩と交流したり、敬語を教えてもらったり、礼儀を学べるところも良いなと思って小学5年生から始めました」。志免飛龍太鼓では子どもだけでなく大人も一緒に演奏する仲間という点も魅力で、幅広い年代の先輩からあいさつの大切さも教えてもらったと言います。
中学校では吹奏楽部に入り、フルートを演奏していると言う奥薗さん。
「部活と週2回の稽古を両立させるのは大変だけど、太鼓が好きだからこそ続けられています。太鼓だけでもたくさんの種類があって、低音の大太鼓や、担いで叩く桶太鼓、ベースをきざむ締太鼓など、どれを叩いても面白いんです。それに手持ちの太鼓・パーランクーを叩きながら踊ることや、下駄を踏み鳴らしながら声を出すなど演奏スタイルもいろいろあります。最近は日本伝統の篠笛を吹くことが多かったり、小さいシンバルのような和楽器・チャッパを演奏したり、いろいろな楽器に挑戦しています」。
生涯を通して楽しめる活動ということで、大人になっても太鼓を続けていきたいと語ってくれました。
また、年間60〜70回程イベントに出演している志免飛龍太鼓。「遠くは鹿児島へ出かけることもあります。拍手をもらって、良かったよ!と声をかけてもらえることが一番の喜びです。もっと多くの人に魅力を知ってもらいたいので、いろいろなところで演奏して観客の皆さんに楽しんでもらえたらいいなと思います」と奥薗さん。うれしそうに話してくれるその笑顔からは太鼓への愛が溢れていました。
これからの季節は、夏祭りや秋祭りなど、町民の方々が目にする機会もたくさんあります。志免飛龍太鼓の出演情報を耳にしたら、ぜひ出かけてみてください。

志免飛龍太鼓に参加してみたいという方は、社会教育課(【電話】935-7100)へ問い合わせを

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU