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自治体の皆さまへ

9月は「世界アルツハイマー月間」です(2)

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福岡県志免町

■ひとりで抱え込まないで。私たちが力になります。
大切なのは、認知症の悩みを抱え込まないこと。まずは相談してみませんか。

●小さなことでも気軽に地域包括支援センターに相談を
多くの場合、認知症の始まりは曖昧です。「なんだかおかしいな」と思うことが少しずつ増えていきます。
「認知症かも」と頭では分かっていても、なかなか現状を受け止められないこともあります。
認知症なんて関係ないと思っていても、自分や家族・大切な人が認知症になるかもしれません。
認知症かもしれないと思った時、あなたはどうしますか?
認知症について相談するのは少し勇気がいると思います。
認知症は決して恥ずかしいものではなく「脳の病気」なのです。
まずは誰かに打ち明けてみると、色々な情報を得られ、本人と家族の心穏やかな暮らしにつながります。
自分や家族だけで抱え込まず、地域包括支援センター(役場1階4番窓口)に相談ください。
「認知症になっても、笑顔で住み慣れた地域で穏やかに暮らしたい」そんな願いが叶えられるように、私たちと一緒に考えましょう。

≪利用した人の声≫
〇若くして認知症と診断を受けた人の妻
たくさん話を聴いていただいて心が軽くなりました。一緒に悲しんでくださり、寄り添ってくださったこと、本当にうれしかったです。100%病気を受け入れ前向きに進むにはもう少し時間がかかるかと思いますが、頑張ります。

〇認知症が疑われる人の夫
もう少し自分で頑張ろうと思っていたけど、大変になってきていたところでした。地域包括支援センターの人に相談できてよかったです。

●しめカフェ(認知症カフェ)で一緒に過ごしませんか?
「しめカフェ」は、認知症の人やその家族、地域の住民、医療や介護の専門職の人など、認知症や健康に関心のある人が誰でも気軽に参加できる場所です。
ミニ講話や軽運動、参加者の皆さんと談話、悩みごとの相談、情報交換をすることができるだけでなく、個別の相談にも応じています。予約をせずに参加でき、時間内の出入りは自由です。ぜひ、お越しください。
◎詳しくはホームページをご覧ください
日程:第3水曜日
時間:10時〜11時30分
場所:シーメイト工芸室

≪利用した人の声≫
〇若くして認知症と診断を受けた人の妻
診断後1か月してようやく今後の生活のことも考えられるようになってきて、不安でたまらない。何か情報が少しでも知ることができればと思い来ました。認知症と言葉にするのも見るのも嫌だったので、こんなふうに話ができたのも、聞いてもらえたのも初めてでした。

〇認知症と診断を受けた人の娘
家族が認知症で、介護のことをネットなどで調べても全然わからなかったが、ボランティアさんからの経験談や情報なども知れてあり難かったです。

●ボランティアも募集しています!
ボランティアをしてみませんか?
しめカフェのスタッフとして、受付や参加者と話をしたり、時には自分の経験をもとに相談に乗ったりしています。ボランティアの皆で話し合っているので、毎回参加できなくても大丈夫です。気軽に応募してください!

●「物忘れ相談会」を実施します!
物忘れや認知症(若年性認知症を含む)の症状が気になる人を対象に、地域包括支援センターで物忘れ相談会を実施します。
主任介護支援専門員、社会福祉士、保健師が対応します。
◎詳しくはホームページをご覧ください
日程:9月19日(木)※予約必要
時間:9時〜16時
場所:役場福祉課応接室4
申込期限:9月2日(月)〜18日(水)
申込先:志免町地域包括支援センター【電話】935-1041

相談先などさらに詳しい内容はこちらをご覧ください。(※本紙をご覧ください)

●あなたにもきっとできることはあります
◇「認知症高齢者捜してメール」
事前に登録した人が行方不明になったときに、早期発見・保護につなげるため、協力する人(サポーター)や事業所に行方不明者の情報をメールで一斉配信します。

〇登録される人
認知症により行方不明のおそれがある高齢者などは、事前登録が必要です。登録対象者の写真を福祉課高齢者サービス係へお持ちください。

〇協力する人(サポーター)・事業所
登録用アドレス(support@req.jp)に空メールを送信ください。
数分以内に登録のためのメールが届きます。

・できるだけ多くの人が捜索に協力することで、認知症で行方不明になった人を早く発見し保護することができます。
・住民・事業所の皆さん、協力者としての登録をお願いします。
(志免町役場 福祉課長)

問い合わせ:福祉課高齢者サービス係
【電話】935-1039

●はばたけオレンジ鶴
志免町では、認知症の人の意思が尊重され、住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるように、正しい理解を広げるための認知症普及啓発事業『はばたけオレンジ鶴』を行います。
下記の場所で認知症に関する情報を掲示しています。オレンジ色の折り紙も置いていますので、皆さまにもオレンジ色の鶴を折っていただき、認知症の理解の輪を一緒に広げましょう!
図書館では認知症に関する本の特設コーナーを設置していますので立ち寄った際に手に取ってみてください。
対象:年齢・お住まいなど制限はないのでどなたでもご参加ください。
日時:9月1日(日)〜30日(月)
掲示場所:志免町役場正面玄関横、シーメイトエントランスホール

問い合わせ:福祉課高齢者包括支援係
【電話】935-1041

■竪坑櫓ライトアップ
◇9月21日は世界アルツハイマーデー
認知症の人とその家族を支え、見守り、ともに生きる地域社会を目指していくことを目的とした日です。

今年は、竪坑櫓を認知症支援・普及啓発活動のテーマカラーであるオレンジ色にライトアップします!

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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