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あさくら歴史散歩

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福岡県朝倉市

市内の歴史遺産のロマンを追いかけるシリーズ
十.秋月種実(たねざね)(その1)
秋月家16代当主に秋月種実がいます。種実が13歳になった弘治3年(1557)、大友宗麟(そうりん)の軍勢が秋月に攻め寄せ、父の文種(ふみたね)と嫡男の晴種(はるたね)は討ち死にし、古処山城は落城しました。この時、種実は毛利元就を頼って落ち延びました。
数年後、種実は、毛利氏の支援を受け旧領を回復しました。永禄10年(1567)種実は休松の戦いで、2万余の大友の大軍を2千の兵で夜襲攻撃を行い、見事に撃破しました。その後、天正6年(1578)耳川の合戦で大友軍が島津軍に敗れると、種実は猪膝(いのひざ)や原鶴などの合戦で勝利し、筑前、筑後、豊前において11郡、36万石の領地を手に入れ、24の支城を築いて重臣を配置して領国支配につとめました。

問合せ:市文化・生涯学習課
【電話】28-7341

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