あさくらびと No.26

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地域で話題になっている人や団体、企業などを紹介するシリーズ。
第26弾は、朝倉市の親善大使に就任した女優の朝倉あきさんを取材しました。
Interview：朝倉市親善大使　朝倉あきさん
生年月日：平成3年9月23日
出生地：朝倉市
出身地：神奈川県
趣味：読書・日舞
主な出演歴：「あきない世傳(せいでん)金と銀」(NHKBS2023)、「きのう何食べた?Season2」(TX2023)、「それってパクリじゃないですか?」(NTV2023)、「青天を衝け」(NHK2021)、「下町ロケット」(TBS2018)

■第2のふるさと朝倉に恩返し
◇大好きな朝倉で得たもの
私は朝倉市で生まれ、神奈川県で育ちました。両親のふるさとが朝倉で、小さいころはお盆と正月の度に帰省していました。
いとこたちとの遊び場所は山が広がり川が流れる朝倉の大自然。神奈川にはない大自然のエネルギーに元気をもらっていました。時には大けがをしたり、親戚から怒られたりすることもありましたが、それもいい勉強に。帰省の度に、たくさん遊び、たくさん学び、人間的に成長できたように感じます。

◇祖母の一言が大きな転機に
帰省で特に楽しみだったのが大好きな祖母に会うこと。包丁の使い方やお雑煮の作り方、朝倉のおいしい果物などたくさんのことを教えてくれました。
中学生の時、進路に悩む私の背中を押してくれたのも祖母でした。「あきちゃん、女優を目指してみらんね」。それまで考えたこともなかった芸能界でしたが、祖母からの言葉で真剣に考えるように。もともと読書が好きだったこともあり、おとぎ話のような世界に役として入り込めることに魅力を感じました。また、遠くに住んでいる祖母に、自分の活躍する姿を見てもらうことがモチベーションにつながると思い、芸能界へ進むことを決意しました。
芸能界では「朝倉あき」の芸名で活動しています。由来は両親からの「芸能界で自分を見失いそうになったときの支えになる」とのアドバイス。私のルーツであり、第二のふるさと「朝倉」を使うことで、苦しいときも心の支えとなり、今日まで活動できています。

◇新たな「朝倉あき」を皆さんへ
これまで朝倉にまつわる仕事ができたらと考えていましたが、ついに朝倉市親善大使という大事なお役目をいただき、大変うれしく、光栄に思います。委嘱式で朝倉の皆さんと間近で接し、皆さんの表情がとても明るく、楽しい時間を過ごせました。一番応援してくれた大好きな祖母は亡くなってしまいましたが、いい報告ができたと感じています。朝倉市とのより深いつながりができ、皆さんの応援も力に変えながら、親善大使として新たな「朝倉あき」をお見せできると思います。
朝倉の皆さんに私の活動を知ってもらうためにも、テレビや雑誌で「朝倉あき」を見かけたらぜひとも注目してもらえると幸いです!大好きな朝倉をたくさんPRしていきます!

■朝倉あきさんが親善大使に就任
11月19日、あさくら祭りで、親善大使の委嘱式が行われました。会場には多くの人が集まり、親善大使就任を祝福。朝倉あきさんは「親善大使になれて感無量です。これから朝倉に恩返しをしていきます」と意気込みを語っていました。その後は会場を周り、ネギ飛ばしにも挑戦。たくさんの人とふれあい、皆さんを笑顔にしていきました。
前日の18日には朝倉を周遊。秋月地区などを訪れました。ちなみに朝倉あきさんの初めての写真集「朝顔」は秋月中学校で撮影されたもの。写真集は市内の中央図書館にも置いています(閲覧のみ)。
皆さんで朝倉あきさんを応援しましょう!
※朝倉あき公式Instagramの詳細は本紙またはPDF版をご覧ください。