まちかどウォッチング

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地域のイベントや話題となった出来事などを写真付きで紹介するコーナーです

■子どもの健やかな成長を願う
「バタバタ」と奏でる福の音
1月4・5日、安長寺(甘木)で甘木バタバタ市が行われました。甘木バタバタ市は、疱瘡(ほうそう)(天然痘)除けと子育て祈願などとして甘木に伝わる祭り。その起源は、1000年以上前の平安時代といわれています。
境内では、子どもの健やかな成長と無病息災を祈願するお守り「豆太鼓バタバタ」が販売され、これを家に飾ると幸福が訪れるといわれています。また、昼前には餅まきも行われ、たくさんの人で大いに賑わいました。

■朝倉市指定無形文化財「林流抱え大筒」
大迫力!新年の射ち初め
1月8日、秋月城跡の梅園公園で、「林流抱え大筒」の射ち初めが披露されました。この大筒は朝倉市の指定無形文化財で、長さ1メートル、重さは約30キロもある鉄砲です。現在は、秋月の保存会の皆さんにより技が継承されています。
静寂の中放たれた大筒は、地鳴りのするような轟(ごう)音とともに一瞬で大きな火花を散らし、見る人たちを圧倒。5連射でフィナーレを迎えると、観衆から大きな拍手が湧きました。

■今からでも遅くない!シニア向けスマホ講座
スマートフォン操作を基本から
10月から1月にかけて、各コミュニティセンターでスマートフォン講座の初級編が開催されました。
初級編の講座では、電話のかけ方、カメラやLINEなどの基本的な操作方法を勉強。参加者は「いろいろなことを学べて良かった。難しいけどこれからも頑張ります」と意気込みを語りました。2・3月には、中・上級編と相談会を実施予定です。

■福岡県身体障がい者グラウンド・ゴルフ大会
朝倉市チームが優勝
12月13日、市身体障がい者福祉協会の皆さんが優勝報告に市役所を訪れました。同協会は11月23日に開催された同大会で団体の部、個人の部(高良征茂さん)でそれぞれ優勝。友岡会長は「日ごろの練習の成果の賜(たま)物」と喜びを語っていました。同協会では毎週金曜日に甘木グラウンド・ゴルフ場で練習。協会入会者も随時募集しています。
※「高良」の「高」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。

■悲願の初タイトル獲得
アビスパ福岡優勝おめでとう!
12月15日、フレンドリータウン協定を結んでいるアビスパ福岡の長谷部茂利(しげとし)監督が市役所を訪れ、JリーグYBCルヴァン・カップの優勝を報告しました。ルヴァン・カップは、J1リーグや天皇杯と並ぶ国内3大タイトルの1つ。11月4日に行なわれた決勝戦を制し、Jリーグ参戦から28年目で悲願の初タイトルを獲得しました。また、長谷部監督は、2023年のJリーグ・アウォーズ優秀監督賞も受賞しています。
市役所を訪れた際には、市職員から拍手で迎えられ、市長から花束が贈呈されました。長谷部監督は「歓迎していただいてありがたい。優勝の報告ができてうれしい」と笑顔で語りました。

■朝倉市×久留米大学　包括連携協定を締結
健やかに笑顔があふれるまちへ
12月21日、久留米大学で、朝倉市と同大学による包括連携協定の調印式が行われました。
この協定は、健康増進や予防医療の拡充、地域振興などで協力することを目的とし、第3次朝倉市総合計画の基本目標に掲げた「子どもから高齢者まで、健やかに笑顔があふれるまちづくり」を目指し連携を深めます。

■約2千平方メートルの倉庫を建設予定
烏集院工業団地に新たな物流拠点
12月15日、市役所で朝倉市と物流業の東海運株式会社(東京都)の立地協定締結式が行われました。同社は、熊本県での半導体関連企業の進出に着目し、半導体の洗浄薬剤を貯蔵する倉庫を建設します。式で松井社長は「博多港から熊本県へ運ぶには朝倉市は絶好の立地」と話しました。倉庫は令和6年9月の稼働を目指し着工。地元からの雇用も期待されます。