■晴れ姿で新たな門出
二十歳の節目を祝う式典
1月7日、ピーポート甘木で二十歳の記念式典が行われました。新たに市内で20歳を迎えた409人が出席し、新たな一歩を踏み出しました。
式典は、篠原希望(のぞむ)さん(十文字中学校出身)の司会で進行。オープニングアトラクションとして、朝倉高校音楽部による力強い合唱で幕を開けました。
式辞では、林市長が「就職し社会で活躍している人や勉学に励んでいる人など、皆さんの置かれている立場はそれぞれですが、これからもふるさと朝倉とつながっていてください。朝倉で働くこと、朝倉に住むこと、あるいは朝倉に関わり、朝倉を思うことでも構いません。ふるさと朝倉は、いつでも皆さんを応援しています」と新たに20歳を迎えた皆さんへ激励と祝いの言葉を述べました。
■大人としての決意
誓いの言葉では、篠田裕大(ゆうた)さん(秋月中学校出身)が代表して登壇。さまざまな困難があった学生時代を振り返り「私たちが朝倉で育った20年間は困難の連続でした。九州北部豪雨をはじめとする、多くの豪雨災害に見舞われ、高校生活では新型ロナウイルス感染症が発生。多くの制限や我慢を強いられる日々でした。しかし、私たちの20年間が常に暗かったわけではありません。いつも周りには、豊かな自然があり、温かい人々に囲まれていました。成立400年を迎えた秋月藩の稽古館(けいこかん)の教えには『孝弟(こうてい)、忠信、礼儀、廉恥(れんち)を根本とすべきこと』と記されています。この教えのとおり、周囲の人を大切にし、真心を尽くすことのできる大人になれるよう精進していきます」とこれからの決意を述べました。
その後、梶原徳真(とくま)さん(杷木中学校出身)が林市長から記念品を受け取りました。
式典のフィナーレには、アトラクションDVD「二十歳までの軌跡」を上映。スクリーンに小・中学生時代の写真や恩師からのインタビュー映像が映し出されると、参加者たちは友人と笑顔で談笑。会場は歓声と拍手に包まれました。
■祝二十歳
20歳のひとこと
20歳を迎えた感想やこれからの夢・目標
・いろいろなことに挑戦したい
・医師になりたいです
・お金持ちになる
・立派な社会人になります!
・来年度から社会人仕事を頑張ります
・裁判所事務官になりたいです
・工学を学んで朝倉を近未来都市へ
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