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自治体の皆さまへ

あさくらびと No.29

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福岡県朝倉市

地域で話題になっている人や団体、企業などを紹介するシリーズ。
第29弾は、朝倉のおいしゃん「朝倉幸男」こと、町田隼人さんを取材しました。

Interview:お笑い芸人・農家町田隼人さん
生年月日:昭和60年2月6日
出身地:朝倉郡筑前町
平成19年、ワタナベエンターテインメント九州事業本部の1期生オーディションに合格し芸人の道へ。テレビ番組「雨ニモマケズ、」(令和3年3月終了)のキャラクター「朝倉幸男」としても人気を博す。令和3年、本格的に農業をはじめ、お笑い芸人との両立「半農半芸」を掲げ活動中。令和6年4月、SNSを中心に朝倉市の魅力を発信するアサクラアンバサダーに就任予定。

■地元に誇りを持って、愛していきまっしょ!
◇新しいライフスタイル
幼少のころからお調子者で、人前に出ることが好きな子どもでした。大学在学中、お笑い事務所のオーディションに合格し芸人の道へ。デビュー当時から朝倉に関するネタを披露していましたが、やっぱり地元のおいしゃんたちを見ていたら面白い。そこから「朝倉幸男」のキャラクターが生まれ、冠番組「雨ニモマケズ、」も始まりました。
しかし、コロナ禍の影響で仕事はほぼゼロに。そんな中、番組スタッフに紹介された農家でアルバイトをすることになりました。周りに誰もいない青空の下で、久しぶりにマスクを外して行う農作業は、何だか心のモヤが晴れた気がしました。この経験を機に、農業のおもしろさを実感。3年前から筑前町に戻り、地元農家の従業員として本格的に農業を始めました。現在は、新しいライフスタイル「半農半X(エックス)」の先駆けとして、農業と芸能活動を両立する「半農半芸」を掲げ活動中。農業をしながらラジオ番組や朝倉のイベントなどにも出演しています。

◇朝倉の魅力は日常の中に
朝倉は青春の思い出が詰まった地。部活動の帰りに仲間と寄った商店街のパン屋、彼女と手をつなぎたいけどつなげなかった甘木川花火大会、朝倉での楽しい思い出や苦い経験が、自分自身の成長にもつながりました。
朝倉の魅力は観光名所以外にもあると思っています。私が魅力的に感じるのは、名前も付いてないようなごく普通の田んぼ道。皆さんにとっては何気ない日常の風景でも、都会に住んでいる人にとっては胸を打たれるほど感動する景色がそこかしこに広がっています。長年、福岡市に住んでいましたが、農業を始めるために地元に戻ってきたからこそ再発見できた魅力です。

◇まずは市内の皆さんから

4月から、朝倉の魅力を発信し
ていくアサクラアンバサダーに就任します。芸人として、今まで誰よりも朝倉のことをPRしてきたという自負がありますので「任せんしゃい!」という気持ちです。
アンバサダーとして、市外へのPRはもちろんですが、まずは市内の皆さんへ朝倉の魅力を伝えていきたい。朝倉に住んでいる皆さんに地元を好きになってもらうことが、市外への魅力発信につながると考えています。「地元に誇りを持って、愛していきまっしょ!」

■どうも、朝倉幸男です!
「半農半X」は、別の仕事をしながら農業に携わる新しいライフスタイルの一つ。私は、農業と芸能活動を両立する「半農半芸」に取り組んでいます。
現在、筑前町の農園「むぎわらFARM」の従業員として農業に携わっていますが、就業時間や日数を自分の裁量で調整できるなど、「半農半芸」の両立を応援してくれています。
台風で野菜が傷ついてしまった際、なんとか生き延びてくれたナスを「サバイバルナス」と名付けPOPとともに出荷。他の野菜よりも売れてくれて驚きました。こんな時こそ芸人魂の見せどころだと思います。

※朝倉幸男公式Instagramの詳細は本紙またはPDF版をご覧ください。
さまざまな朝倉のイベントに出演

◇今後のイベント出演予定
コンネアサクラオープニングイベント~面白いがアツマルシェ~
※詳しくは本紙3Pへ

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