■『はじめの100か月』は、生涯の幸せを育てる。
私たちおとなもみんな昔は、こどもでした。
人生を、幸せな状態(ウェルビーイング)で過ごすために特に大切な時期、それが「はじめの100か月」。妊娠期から小学校1年生までの100か月のことです。
人生の一番はじめの大切な時期。すべてのこどもが等しく健やかに育つことができるよう「はじめの100か月育ちビジョン」として大切にしたい考え方を5つにまとめました。
※ビジョンの詳細はこども家庭庁HPへ
(1)こどもの権利と尊厳を守る
「安心したい」「満たされたい」など、こども1人1人の想いや願いを大切にしていきます。
(2)「安心と挑戦の循環」を通して
こどものウェルビーイングを高めるこどもは不安な時などに大人が寄り添う「アタッチメント(愛着)」による「安心」を土台として、遊びと「挑戦」を繰り返しながら成長していきます。
(3)「こどもの誕生前」から切れ目なく育ちを支える
こどもの成長に応じた環境の変化が育ちの「切れ目」を生まないように、すべての関係者で連携して育ちを支えることが重要です。
(4)保護者・養育者のウェルビーイングと成長の支援・応援をする
こどもに最も近い存在の保護者・養育者がこどもとともに育つことができるように、さまざまな人や機会で支えていきます。
(5)こどもの育ちを支える環境や社会の厚みを増す
こどもや子育てに直接関わりがある人も、ない人も、すべての人がこどもの育ちにとって大切な役割を担っています。
この5つのビジョンを社会全体に広め、すべての人とともに「はじめの100か月育ちビジョン」を実現していくことが求められています。はじめの100か月は生涯の幸せを育てます。
こどもたちがいろいろな人に温かく見守られ、さまざまなモノに出会いながら育っていく、「こどもまんなか社会」。そんな社会で育ったこどもたちも、やがて「こどもまんなか社会」をつくるおとなになっていきます。
出典:政府広報オンライン-こども家庭-
■母子保健と児童福祉の両面から一体的に支援
こども家庭センターあさくらっこ誕生!
※詳細は市HPへ
市ではこれまでも、母子保健分野(市健康課)、児童福祉分野(市子ども未来課)が連携して支援を行ってきました。その中で、こどもやその家庭の支援ニーズの把握や情報共有がしにくいなどの課題がありました。
センターでは新たに統括支援員を設置して、母子保健職員と児童福祉職員の連携を強化します。保護者やこどものニーズに沿った多角的なサポートプランを作成するなど、より相談支援を充実させ、支援の切れ目をなくしていきます。また、子育ての問題を家庭内で終わらせず、地域全体で解決していくため、地域とも連携し対応していきます。
◇母子保健分野
・妊娠届出面談
・乳幼児健診
・家庭訪問
◇児童福祉分野
・虐待防止
・養育課題への対応
・子育て家庭への支援
市健康課・市子ども未来課内に設置。いつでも気軽にご相談ください。
問合せ:こども家庭センターあさくらっこ
【電話】28-7340
問合せ:市子ども未来課
【電話】28-7568
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