福岡県では「いただきます!福岡のおいしい幸せ」のスローガンのもと、食育・地産地消県民運動を展開しています。
その一環として農産物の豊富な11月を「食育・地産地消月間」として定めています。この機会に朝倉産の旬の野菜や果物を食卓に取り入れてみませんか。
■朝倉の農産物を知ろう!
◆「アスパラガス」
朝倉市には新鮮でおいしい農産物がたくさん。そのなかでも近年アスパラガスの栽培が盛んです。
県・市町村・JAが連携し、新規就農に向けた研修体制を整備し、アスパラガスやイチゴなど10品目の研修を行っています(本紙P23参照)。研修修了後は朝倉市・筑前町・東峰村のいずれかに就農し、生産者・生産量ともに増加。JAが主体となり、平成29年7月九州北部豪雨で被災した農家の複合経営を支援し、アスパラガスの産地化にも取り組んでいます。
(JA 筑前あさくら調べ)
◆アスパラガスの豆知識
苗を植えてから収穫まで1年ほどかかりますが、一度植えると10年ほど収穫できるのが魅力です。2月から10月ごろまで、冬場を除いて長く収穫できます。
日光を当てて育てるとグリーンアスパラガスに、当てずに育てるとホワイトアスパラガスになり、最近では紫色や、ピンクなども市場に出回るようになりました。アスパラガスから発見されたことが名前の由来にもなっている「アスパラギン酸」という栄養素は、疲れをとるのに役立つとして注目されています。
■朝倉の農産物を食べよう!
◆朝倉の郷土料理「くずかけ」
お祝い事や法事の時に作られる朝倉市の郷土料理です。鶏肉、サトイモ、こんにゃく、ニンジン、ゴボウなどを小さく切って、だし汁で煮込み、仕上げに葛くずでとろみをつけます。栄養豊富でとても温まる具だくさんの汁物です。
○材料(4人分)
鶏もも肉60g、昆布1cm角4枚、干しシイタケ8g、ニンジン32g、ゴボウ32g、レンコン32g、ダイコン60g、サトイモ60g、厚揚げ32g、こんにゃく32g、だし汁800ml、濃口しょうゆ8g、薄口しょうゆ8g、塩1.6g、くず粉8g
○作り方
(1)昆布と干しシイタケをたっぷりの水で戻しておく。戻し汁は、だし汁に使う。
(2)材料はすべて小さめに切る。
(3)こんにゃくは下茹でする。ゴボウ、レンコンは水にさらし、あく抜きをして茹でておき、厚揚げはお湯をかけ油抜きをする。
(4)(1)のだし汁に鶏もも肉、シイタケ、ダイコン、ニンジン、こんにゃく、ゴボウ、レンコンを加えしょうゆと塩を入れる。少し煮込んでから、サトイモ、厚揚げを入れ具材が柔らかくなるまで弱火でゆっくり煮込む。
(5)仕上げに同量の水で溶いたくずでとろみをつける。
■『学ぼう!朝倉の郷土料理!』地産地消料理講習会~秋冬編~
日時:11月29日(金)10時~12時
場所:ピーポート甘木保健福祉センター2階調理実習室
定員:15人(先着順)
費用:300円
申込期限:11月22日(金)
持ってくるもの:エプロン、三角巾、ハンカチ、マスク
メニュー:【主食】菜めし【主菜】魚と野菜のコチュジャン蒸し【汁物】くずかけ【デザート】薄焼きアップルパイ
問合せ・申込先:市健康課
【電話】22-8571
■地元の農産物を知る!食べる!
地産地消とは?
地域で生産された野菜や果物などを地域で消費すること
◆やっぱり美味しいあさくらの味
「あさくら地産地消推進店」を紹介します!
あさくら地産地消推進店とは、朝倉地域産の農林水産物、畜産物やこれらを使った加工品を積極的に販売・活用する市内の店舗で、市が認定しています。
認定された店舗には、市から認定証が交付され、のぼり旗とステッカーを配布しています。
※地産地消推進店の詳細は市HPでも紹介しています。
◆朝倉地域産が食べられる(飲食店・旅館)
(1)豆腐工房ぬくもり畑
(2)山女魚と古処鶏 つげ
(3)喫茶 青い屋根
(4)うなぎ料理・和食処 松月
(5)うどん屋 翔
(6)フジイのはちみつ直売店
(7)銀のくし
(8)cucina italiana PANCETTA
(9)となりの客はよくかき食う客だ
(10)ほどあいの宿 六峰舘
(11)SIKI-試器-
◆朝倉地域産が買える
(農産物直売所)
(12)三連水車の里あさくら
(13)ファームステーションバサロ
(14)卑弥呼の里(Aコープあまぎ店内)
(15)あさくら旬菜倶楽部(イオン甘木店内)
(16)きばる農産物直売所[きばる(JA筑前あさくら)内]
(17)生産者グループ百笑一喜
(18)旬菜 板屋
◆朝倉地域産が買える
(加工販売店)
(19)辛川醤油醸造合資会社
(20)阿さひ飴本舗菓蔵家
(21)松末生産組合
(22)朝倉調味料株式会社
(23)株式会社ドロップ((9)と一緒)
(24)Blender ice WAKA
※(1)(6)は、加工販売店として購入できる商品もあります。
◆地産地消推進店、随時募集中!
市内で営業している飲食店、加工販売店、農産物直売所、旅館などで、年間を通じて、朝倉地域産の農産物やその加工品を販売または食材として活用することなどを認定基準として、随時募集しています。詳しくは市HPをご覧ください。
問合せ:市農業振興課
【電話】52-1427
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