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福岡県水巻町

町の頑張っている人を紹介するコーナーです
今月は、水巻町から単身上京しプロの総合格闘家となった松田征也さん(28歳)を紹介します。松田さんはこれまでプロとして戦った2試合を2回ともKOで勝利。コスモスまつりのステージにも登壇し、ファイターとしての意気込みなどを語りました。

▽MATSUDA SEIYA 松田征也(まつだせいや)さん
挑戦しないと、チャンスは生まれない。

▽なぜ格闘家を志そうと?
3歳から始めた柔道を警視庁(25人しか入れないプロ特殊部隊配属)に勤めながら続けていました。2年前に子どもの頃から夢だった競艇選手に挑戦するために警視庁を辞めたんですが、病気で入院することになり夢を諦めることになったんですね。そんな中、入院先でお年寄りや障がいを持っている人たちと一緒に生活するようになり、「病気を克服できたら得意な柔道を活かせる総合格闘技の道に進み、こういった人たちに勇気や元気を与えられるような人間になりたいな」と思いました。「一度きりの人生だから、挑戦しなきゃ」と。体の方は大丈夫だったので、退院後、1週間で荷物をまとめて、住む家も決めずに東京に出ました。アマチュア時代は生活面などで辛いこともあったんですけど、自分で「格闘家としてやっていく」と決めたことなので、めげずにトレーニングを続けてプロになることができました。

▽得意なファイトスタイルは?
「柔道を活かした寝技」って言いたいんですけど、実はなんと打撃なんです(笑)。柔道の経歴があるからか相手は警戒するんですよ。「タックルとか寝技に持ち込むんだろう」って。だから余計打撃が当たるんですよね。おかげで、プロになって2戦で2回とも打撃でKOを取っています。でも、全然柔道の経験が活かされていないというわけじゃなくて、パンチに掴みの動作が入っているというところも強みなのかなと。あと、「打撃の後、寝技になっても大丈夫だぞ」という自信があるからこそ安心して打撃ができるというのもありますね。

▽読者へメッセージをお願いします!
「挑戦しないと、チャンスは生まれない」ということを伝えたいです。心残りがあるまま終わってしまうなら挑戦してほしい。僕も仕事を辞めてまで夢を追って、病気で夢を諦めて、挑戦した結果だめだったこともあるけど、一方で、挑戦した結果総合格闘技に出会えてプロになれたってところもあるんですよ。そういう僕の姿を見て勇気を出してもらって、みなさんも夢に挑戦してくれればな、と思います。

今月17日には東京都で行われる「GRACHAN66」に出場決定!松田さんの活躍を要チェック!

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