町の頑張っている人を紹介するコーナーです
今月は、町内在住で川柳を中心に意欲的に活動中の中川元一さん(76歳)を紹介します。
■定年後 手帳の予定 満杯だ 元一
中川元一(なかがわもといち)さん(吉田西)
趣味:川柳・切り絵・盆栽・陶芸
所属:水巻川柳の会
▽川柳を始めたきっかけを教えてください。
定年退職してから、生涯学習課のふれあい講座をきっかけに始めました。もう、10年以上になります。川柳教室の先生の話が面白く、教室を通じて友人ができたのも、今日まで続いた理由ですね。いろんな人と積極的に話していると、元気になれるのでお薦めです。他にも切り絵や陶芸もやっていますよ。
▽川柳の良さをアピールしてください。
川柳って、流行や時事を折り込んだ句を詠むんです。句の中にいろいろな意味を持たせないと面白味がないので、どれだけ五七五の中に、上手く表現を詰め込むことができるかが、面白さであり、難しさでもある思います。そうやって詠んだ句が、新聞や雑誌に掲載されたりすると、さらにやる気が出ますね。
▽川柳を詠むときに心掛けていることはありますか。
句には自分らしさが出るんですよ。僕は、明るく朗らかな内容に、少しだけ世相を入れて、クスっと笑ってもらえる句を詠むように心掛けています。でも、なかなか面白い句は詠めない……だから、日ごろから新聞やニュースを確認したり、思い浮かんだことはメモに書くようにしています。寝る前などのリラックスしているときに浮かぶことが多いんですが、朝起きると覚えてなかったりするんですよね(笑)
▽広報を読んでいる人にメッセージをお願いします。
南部公民館で1カ月に1回のペースで水巻川柳の会を行っていますので、川柳に興味がある人はぜひ参加しませんか。初心者大歓迎です。詠んだ句は、役場や図書館で展示しています。切り絵作品の余白にも、一句詠んでいますので、そちらも気付いてもらえたらうれしいです。
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