健康づくりシリーズ438 こんにちは保健師です

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■人生100年時代に備える75歳からの健康づくり
75歳以上の人を対象とする「高齢者の保健事業と介護予防等の一体的な実施事業」を開始しています。高齢者が末永く、健康で自立した生活を営むために、フレイルの予防に取り組みましょう。

▼健康診査を受診しましょう
▽80%以上の人が未受診
後期高齢者医療保険に加入している75歳以上の人を対象に、健康診査を行っています。令和4年度の町の受診率は12.4%。10人のうち8人が健康診査を受診していないという結果になりました。

▽健康診査は病気の発見につながる
健康診査は、体全体の健康状態を把握するだけでなく、定期的な通院では発見できない、自覚症状のない病気や、病気になる前の状態を確認したりすることができます。

▽結果に応じて個別に改善
健康診査の結果、精密検査や生活習慣の改善が必要な人には、町が委託した保健師や管理栄養士などが、個別に保健指導や健康相談のため訪問します。

▽令和5年度後期高齢者の健康診査
対象：後期高齢者医療保険加入者
費用：500円
受診期限：令和6年3月31日(日)
受診方法：実施医療機関に予約して、保険証と受診券を持って受診してください。

問い合わせ：後期高齢者医療広域連合
【電話】092-651-3111

▼フレイルを予防しましょう
▽外出の機会が減っていませんか?
体力や筋力が低下すると、外出がおっくうになってしまいます。外出の機会が減ると、体力の低下だけではなく、社会との繋がりも少なくなります。

▽活力が低下していませんか?
社会との繋がりが減少し、活力が低下することがフレイルの最初の段階です。近所の人と話したり、地域の集まりに参加したりすることで、改善することができます。

▽地区公民館で交流しましょう
町では、運動習慣と人と交流する機会を設けるために、地区公民館で「ふれあい体操」を行っています。参加者同士の交流だけでなく、保健師・管理栄養士の健康講話や、健康運動指導士・歯科衛生士の講義も行っています。

▽用語説明　フレイル(虚弱)
フレイルとは、年齢を重ね、筋力や心身の活力が低下することにより、病気ではないけれど、介護が必要になりやすい虚弱な状態のことです。

▼いつまでも健康でいるためのポイント
1.年に1回、健康診査を受診しましょう。
2.お話ができる仲間を作りましょう。
3.地域の活動に積極的に参加しましょう。

問い合わせ：いきいきほーる健康課
【電話】202局3212番