町の頑張っている人を紹介するコーナーです
今号では、76歳になっても現役の長距離走のランナーであり、数々の大会で結果を残している那須政男さんを紹介します。
■今でも夢を追い続けています
▽那須政男(なすまさお)さん(高尾)
・福岡マラソン2022(75歳以上男子)第1位
・北九州マラソン2023(75歳以上男子)第2位
▽長距離走を始めてから長いのですか。
35歳からなのでもう40年以上になりますね。もともと走るのが好きで、大会に出るようになったのは会社終わりにグラウンドを走ってたら近くのチームの人たちから声を掛けられ、仲良くなったのがきっかけでした。それから半年でフルマラソンに出場して、チームの最年長レギュラーとして色んな大会を経験しました。40歳を目前に自己ベストの2時間33分も出したり、それ以降50代・60代でもたくさん優勝したりして。その1つ1つの結果が糧になって今まで続けられたんだと思います。
▽まだまだこれからも現役ですか。
去年の福岡マラソンは順位こそ1位でしたが内容に満足していなくて「次が最後のマラソンかな」と思ってました。今年2月の北九州マラソンでも少し前まで体調を崩していて、練習では30kmも走れないこともありました。しかし、本番では「もう次はない。諦めるな!」と自分を励ましながら背水の陣で走り、前回のタイムから9分も縮めることができて、ランナーとしてとても満足できる結果だったんです。「年齢別の国内ランキングで1位をとりたい」という夢もありますから、今後も歩かないと完走できなくなるまでは続けようかなと思っています。
▽広報を読んでいる人へメッセージはありますか。
水巻は自然に恵まれていますし、運動をするにはいい環境です。私のようにマラソンを…とまでは言いませんが、このような環境を活かし、1日30分でも運動をして健康づくりをしていきましょう。
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