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自治体の皆さまへ

健康づくりシリーズ436 こんにちは保健師です

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福岡県水巻町

■3歳児健診屈折検査を追加します
生まれてから6歳ぐらいの乳幼児期は目の発達に大切な時期です。10月の3歳児健診から、今までの視力検査の項目に屈折検査を追加します。子どもを抱っこしたまま受けることができる検査です。

▽なぜ屈折検査を行うの?
子どもの目は、眼球などの形はほぼ完成されていますが、大人と同じような視力になるには6年ほどかかります。視力が発達中の子どもは目の前がぼんやり見えている程度で、見えにくさを自覚できません。そのため、子ども本人も家族も気付かないことが多く、遅れて異常が発覚することがあります。早期に異常を発見し、子どもの視力の正常な発達のために屈折検査を追加しました。

▽屈折検査でわかること
視力の発達を妨げる生まれつきの目の病気・斜視・遠視・乱視・強い近視等による弱視などを確認することができます。これらは通常の視力検査だけでは見逃してしまうことがあります。

▽検査の方法
屈折検査はカメラで写真を撮る感覚で検査ができる屈折検査機器(スポットビジョンスクリーナー)を使って行います。この検査機器を使って目に入ってくる光のピントが合うために必要な度数(屈折)を調べます。検査時間は1分程度です。

▽もし、異常が見つかったら
屈折検査で異常が見つかっても慌てる必要はありません。紹介状を発行しますので眼科で精密検査を受診してください。早期に異常を見つけ、治療を行うことがとても大切です。

■いつもの習慣に気を付けて 目をまもる4つのお約束
▽ひとつ目!いろんなものを見よう
外で元気に遊びながら遠くや近くのものを見たり、早く動くものや小さなものを見たり、目を上手に使いましょう。

▽ふたつ目!テレビの見すぎに注意
テレビを見るときは部屋を明るくして離れて見ましょう。また、30分~1時間見たら目を休ませましょう。

▽みっつ目!ゲームのしすぎに注意
テレビゲームや携帯用ゲームなどは目が疲れます。時間を決めて使いましょう。また、30分~1時間遊んだら目を休ませましょう。

▽よっつ目!見え方をチェックしよう
いつもは両目を使っているので、よく見えていると思っていても、片目だと見えにくいことがあります。たまには片目を隠して見え方をチェックしてみましょう。

問い合わせ:いきいきほーる健康課
【電話】202局3212番

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