特集 手を取り合って築く～私たちの暮らしを支える自治会(1)～

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廃品(資源物)回収をしているのは?
公園やごみステーションをきれいにしているのは?
毎朝横断歩道で子どもたちを見守ってるのは?
防犯灯の管理や防犯パトロールをしているのは?
暮らしの中でこんな疑問はありませんか?実は、全て自治会が関わってます。

■自治会って何?
自治会は、地域の皆さんが自主的に活動する住民組織です。地域における互助共助の担い手であり、行政とは異なる視点から地域の課題解決に取り組む、地域づくりの中心的な存在です。
しかし、役員の高齢化や未加入・脱退者の増加、それに伴う担い手不足などの問題を抱えている自治会もあります。1月に実施した住民アンケートでは「住民同士の協力は必要」と思う人は全体で6割を超え、高齢者では8割を超えました。また、「自治会に加入している」と答えた人は約6割となり、多くの人が「協力は必要」と思う一方で、自治会に加入していない人も一定数いることがわかります。
自治会に加入していない人のうち約4割は、「困らないから」という理由をあげています。もしかしたら、その困りごとのない生活は、今から紹介する自治会の活動で維持されているのかもしれません。自治会に入っている人も入っていない人も、住んでいる地域の自治会がどんな活動をしているのかを覗いてみましょう。

■自治会ってどんなことをしてるのしてるの?活動紹介!
▽防犯・防災活動
・地域の安心と安全を支える
登下校の見守り・防犯灯の維持管理・防犯パトロール・防災訓練・災害時の声掛けなど

▽親睦・交流活動
・人と人とのつながりを育む
地域のお祭り・バスハイク・敬老会・ふれあい体操・子ども会行事など

▽見守り・支え合い活動
・あたたかく住みやすいまちに
1人暮らし高齢者などの見守り、募金活動など

▽環境美化活動
・よりよい生活環境に
ごみステーションの維持管理・公園などの草刈り清掃・廃品回収など

▽地域課題に対応する活動
・個々の困りごとを組織として要望
自治会が個々の要望を取りまとめ、関係者との調整を行い、町へ要望しています。

■自治会がなくなってしまうとどうなる?
▽災害時
顔の見える関係がないと声掛けなどができず、対応が遅れる可能性が…?

▽通学路
登下校時の見守りがなくなり、子どもが事故に巻き込まれるリスクが…?

▽ごみステーション
維持や管理が行き届かず、汚れ放題に…?