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みんな大好き学校給食~日本一おいしい給食を目指して~

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福岡県水巻町

元気な体と健康な心を作るために必要な食事。水巻町の学校給食はおいしいととても評判です。いったいどのように作られているのでしょうか。ちょっとのぞいてみましょう。

■給食調理の流れ
▽7時50分準備
身支度をして鏡の前でチェックします。さらにコロコロを使って異物混入防止!

▽8時食材到着
地元の業者から新鮮な食材が届きました。大きな容器を使って計量します。野菜は冬でも3回、丁寧に洗います。

▽正午ごろ完成
「おいしくな~れ♥」大きな釜や、さまざまな調理器具を使って、心をこめて調理します。

■おいしさの秘訣は手作りにあり
おいしいと評判の水巻町の学校給食。各小学校に設置された給食室でそれぞれ約200食から550食を、中学校は給食センターで2校分約730食を毎日調理しています。
コロッケや春巻き、ハンバーグ、餃子、シュウマイ、グラタンなどは加工品を使用せずに食材から手作りし、唐揚げやフライも衣づけから行っています。また、顆粒だしは使わずに、昆布やかつお節、いりこ、鶏ガラなどからだしをとっています。カレーやシチューも、小麦粉とバターを練り上げてルウから手作り。ご飯も各クラスごとに炊き上げて、炊き立ての熱々ご飯を提供しています。
手間と愛情たっぷりの徹底した手作りへのこだわりがおいしさの秘訣なのです。そのため、アレルギー除去食対応もきめ細やかにできています。
また、「和食の日」、「給食オリンピック」、「行事食」など、子どもたちがワクワクするような献立をたくさん取り入れています。
和・洋・中をバランス良くバラエティ豊かに取り入れて、旬の野菜もたくさん使用しています。子どもたちが苦手な食材も食べやすい様に工夫しています。

▽生きる力を育む栄養教諭の取り組み
栄養教諭 溝口充代
私たち栄養教諭は、食育のメッセージを込めた給食の献立作りと、子どもたちが生きていく上で必要な食に関する授業を行っています。
中学3年生にとっては、人生で最後の学校給食。「卒業前にこれだけは食べておきたい給食アンケート」を実施し、アンケートで選ばれた献立を卒業までの間に提供する取り組みを行っています。また、夏休みの課題として、生徒が考えた献立の中から「先生たちが食べてみたい給食!」で選ばれた献立を給食にする取り組みも行っています。
食は健康の礎。生きていく力を育んでいます。

■子育て支援拡充!給食費値上げ!でも、保護者負担は据え置きます
物価高騰が続くため、4月から小中学校の学校給食費を値上げしますが、子育て世代の支援のため保護者負担は据え置くことが決まりました。
値上げ額は、小学校児童1人当たり月額300円、中学校生徒1人当たり月額500円となります。この値上げ分を町が追加で補助することで、保護者の負担額は学校給食費の補助を開始した平成26年度から11年間にわたり据え置かれます。この新たな補助分の支出予定額は約830万円となります。なお、教職員には補助がありませんので、全額個人負担となります。

学校給食費の補助、給食事業に関する調理委託料や施設運営費、人件費など、学校給食にかかる経費の一部として、防衛省の特定防衛施設周辺整備調整交付金を積み立てた学校給食事業基金を活用しています。

問合せ:学校給食係(中学校給食センター内)
【電話】201-8900

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