こんにちは保健師です

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■今回のテーマ
・慢性腎臓病(CKD)
慢性腎臓病(CKD)とは慢性に経過するすべての腎臓病を指します。
あまり耳にしないかもしれませんが、患者さんは20歳以上の成人の8人に1人はいると考えられ、新たな国民病ともいわれています。
生活習慣病やメタボリックシンドロームとの関連も深く、誰もがかかる可能性のある病気です。

▽慢性腎臓病(CKD)の初期症状
慢性腎臓病(CKD)は初期には自覚症状がほとんどありません。それが患者数を増加させている原因でもあります。　
そして、腎臓は一度あるレベルまで悪くなってしまうと自然に治ることはありません。
放っておくと、どんどん進行して取り返しのつかないおそれがあります。

▽こんな症状が出たら要注意…
夜間に何度もトイレに行く、むくみや貧血・だるさ・息切れが出てきたら、すでに腎臓病はかなり進行しているかもしれません。

▽さらに進行すると…
[リスク1　腎不全]　
腎臓が十分に役割を果たせなくなった状態を腎不全といいます。腎不全になると食事や水分などを制限する必要があります。また、人工透析が必要となり、週に2〜3日、1回4〜5時間かけての処置が必要となります。
[リスク2　脳卒中・心筋梗塞の発症]　
近年、慢性腎臓病(CKD)があると、狭心症や脳卒中、心筋梗塞の発症率が高くなり、それが原因で亡くなる場合も多いことが分かってきました。

▽慢性腎臓病(CKD)を早く見つけるためには…
定期的に尿検査で尿にたんばくが出ていないか、血液検査でeGFRの値が60パーセント未満になっていないかなど状態を確認することが重要です。
健診をずっと受けていないなぁと思っているあなた!是非、今年は健診を受けるようにしましょう。

◆子宮頚部がん検診申し込み受付中!
保健福祉課では、奈良県内の婦人科専門医療機関で子宮頸がん検診を無料で受けることができるサービスを行っています。受診券を発行しますので、是非ご利用ください。対象者は、村内に居住の20歳以上の女性の方です。
なお、2年に1回の機会ですので、昨年受診された方は対象外とさせていただきますので、ご了承下さい。
詳しいお問い合せは、ワースリビングかみきた内保健福祉課

問合せ：
【電話】3-0380