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福岡県水巻町

町の頑張っている人を紹介するコーナーです
今月は、町内在住で7月に第118回太平洋展会員秀作賞を受賞した石松洋子さんを紹介します。

■水巻町だからこそろうけつ草木染めを始めて欲しい
石松洋子(いしまつようこ)さん(頃末北)
・2022年第117回太平洋展荒川区長賞
・2023年第118回太平洋展会員秀作賞

▽ろうけつ草木染めを始めたきっかけは。
平成23年に町の生涯学習課の講座をきっかけに始めたんですよ。今まで続けられているのも、その講座で知り合った先生や友達と話しながら作品を作るのがとても楽しくて、そういった人たちとの出会いがあったのが大きいですね。

▽ろうけつ草木染めの魅力を教えてください。
蝋を重ねて色を入れていくので洗浄するまで思った色が出ているか分からないんですよ。それに、染め直しもできないので非常に気を遣いますね。でも、完成するまでどんな色が出ているのか分からないのもろうけつ草木染めの魅力だと思います。

▽受賞した作品について教えてください。
今回受賞した作品は、散歩で登っている明神ヶ辻公園に渡ってくる浅あさぎまだら葱斑という蝶をモチーフにしています。出展した作品は下書きから完成まで1年くらいかけてるんです。ちなみに作品の左上の方には薄っすらですが公園の展望台を描いてるんですよ。

▽受賞したときの感想はどうでしたか。
作品を出展するようになった頃に東京の国立新美術館に展示され、非常に嬉しかったですね。それから年々作品を出展するようなって、まさかこのような賞を受賞するとは思っていませんでした。今は次の作品を準備しているところなんですよ。

▽広報を読んでいる人にメッセージをお願いします。
水巻町にはろうけつ草木染め施設「染工房」と専門の講師による講座があります。ここまですばらしい環境が整っているところは他にはないと思いますよ。私は70歳の手習いで始め、81歳でこのような大きな賞を受賞することができたので、伸びしろの大きい若い人たちにろうけつ草木染めを始めて欲しいですね。

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