■日本と福岡県を背負っての戦い
2023年台北市国際青少年野球選手権大会
添田中学校2年生の鈴見星空(きら)さん(新城、西田川ボーイズ所属)が12月22日から台湾で開催される台北市国際青少年野球選手権大会に出場する「JAPAN福岡」の選抜選手に選出され寺西町長に報告に訪れました。この大会は日本7チーム、台湾21チーム、韓国3チーム、香港1チームの32チームによる国際試合です。「JAPAN福岡」は県内のボーイズリーグに所属する中学2年の選抜選手で構成されたチームで、ピッチャーとサードを任されている鈴見さん。試合に際し「選抜選手に選ばれてうれしいです。試合では相手を0点に抑えます」と力強く抱負を語ってくれました。
■犯罪、非行の防止に長い間尽力
田中妙子さんに法務大臣から感謝状
更生保護婦人会で長年にわたりボランティア活動を行っている田中妙子さん(桝田)に、法務大臣から感謝状が贈られました。添田町更生保護婦人会は添田町婦人会を母体として、非行や犯罪の防止につながる啓発活動や、地域の子育て支援、更生保護施設への生活支援物資の提供、などを行っています。田中さんは町婦人会会長を平成27年から令和2年まで6年間務められ、更生保護活動にも尽力されました。感謝状の贈呈に際し田中さんは「婦人会会員の皆さん、地域の皆さんのおかげで立派な感謝状を頂くことができました。ありがとうございます」と話していました。
■40年以上続く、鉄道が繋ぐ縁
美深町友好親善訪問団来町
11月9日から11日までの3日間、姉妹町の北海道美深町から草野孝治町長や南和博議会議長ら10人の親善訪問団が添田町を訪れました。早朝5時に美深町を出発した訪問団は福岡に到着すると東峰村へ移動し、宝珠山駅からBRTに乗車して添田町へ。寺西町長が迎えた際に、美深町と美深町議会議員の皆さんから本年の災害に対する支援金を頂きました。夜には町の商工や農業関係者らと意見交換会を行い、お互いの抱える課題などを熱く話し合いました。10日は英彦山神宮やフォレストアドベンチャーなどを視察した訪問団。離町式では来年の再開を誓いあいました。
■災害が続く町を横綱が地固め
英彦山神宮横綱奉納土俵入り
11月5日、英彦山神宮で町や周辺の地域で近年、大規模な災害が続く事から「四股を踏み地固めをし、厄災を鎮めよう」と国史跡指定英彦山の歴史と文化を守る会主催で横綱照ノ富士関による土俵入りが奉納されました。伊勢ケ濱親方や照ノ富士関らの参拝後、力士の髷まげを整える髪結いや呼び出しによる太鼓打ち上げが披露され、その後照ノ富士関が太刀持ちに翠富士関を、露払いに熱海富士関を従えて土俵入りを奉納。腰を落とした状態から左右の腕を大きく広げて体を起こす「不知火型(しらぬいがた)」の土俵入りが披露されると、集まった観衆は横綱の雄姿に魅了されていました。
■地域のおもてなしで駅前が賑やかに
BRT3駅合同駅前イベント
11月23日、BRT添田駅・豊前桝田駅・彦山駅の周辺で、合同駅前イベントが開かれました。このイベントは、BRT沿線地域を盛り上げようと、BRTを活かしたにぎわいづくり実行委員会が企画。添田駅ではお弁当やパン・串焼きなどの販売のほか、アクセサリー作りのワークショップが、豊前桝田駅では豚汁のふるまいや火起こし体験、ポン菓子・野菜の販売、彦山駅ではぜんざいのふるまいや新米・野菜販売のほか、地域の皆さんによる作品の展示がありました。天候に恵まれ、絶好のお出かけ日和となったこの日はそれぞれの会場がたくさんの人で賑わっていました。
■作品展に舞踊で賑わう文化財
中島家住宅イベント
国指定重要文化財中島家住宅で11月11日から19日までの間、「ふたりの手作り展」が開かれました。田川構内自動車の代表も務める嘉久礼子さん(町三)が手作りしたセーターやビーズ織りなど多くの作品が展示されました。「考え事をしているときにセーターなどを編むと考えが整理でき、新しい発想が湧いてきます」と話してくれた嘉久さん。期間中は多くの人で賑わいました。また、26日にはひまわり会による「晩秋に舞う三笠流創作舞踊」が開かれました。茶の間などをステージに16演目披露。60人以上が鑑賞した観客席からは、素晴らしい舞踊に大きな拍手が送られました。
■芸術に触れ、感性を磨き育む
文化芸術による子ども育成推進事業
東京演劇集団風によるミュージカル「ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち~」が10月24日、中元寺小学校で開かれました。児童たちは劇の最後で壇上に登り劇団員と一緒に参観に訪れた保護者に、事前に練習していた指文字で歌を披露しました。また落合小学校では、11月15日にオペラシアターこんにゃく座による「森は生きている」のオペラ公演がありました。空気が震える程の劇団員の生歌の迫力に6年生の村上姫穂さんは「高い音や低い音、そしてビブラートがすごかったです」とお礼の挨拶。最後に劇団の皆さんへ手作りのお米と柚子こしょうをプレゼントしました。
■いつまでも元気で二人仲良く
第53回金婚式・ダイヤモンド婚式
11月22日、町社会福祉協議会主催の金婚式・ダイヤモンド婚式がオークホールで行われました。結婚50周年の金婚と60周年のダイヤモンド婚を迎えた21組のうち15組が出席。寺西町長がお祝いの言葉を述べると出席者を代表して古谷芳男さんが「次はダイヤモンド婚を目指して頑張っていきたいです。」と謝辞を述べました。
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