令和5年度 予算

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■総額104億7042万円のまちづくりスタート
小中学校建設事業などの大型事業が本格的に始まることから、前年度比21億2249万円の増額となった令和5年度当初予算。
「みんなでまちづくり」を合言葉に「いつまでも健康で住み続けられる・住みたくなるまち」を目指し、一般会計88億729万円、特別会計16億6313万円、予算総額104億7042万円の令和5年度まちづくりが始まります。

■歳入
歳入は、皆さんの税金や使用料・手数料などによる自主財源が全体の15.4%、国や県に頼った依存財源が84.6%と本年度も財源の多くを依存財源が占める財政構造となりました。依存財源のうち町債については、小中学校建設に伴い前年度比17億4614万円の大幅な増額となっています。
自主財源の核となる町税は、前年度比489万円の減額となっています。これは納税義務者の減少により町民税が減額となったことが主な要因です。本年度も公平公正な受益者負担を基本方針に自主財源の確保に努めます。

◆一般会計歳入(前年度比+31.4%)

◆特別会計　16億6,313万円
前年度に比べ1,752万円の増額(+1.1%)
特別会計は、一般の歳入歳出予算と区別して行われる、予算の使用用途が限定された会計です。

■歳出
小中学校建設事業が本格的に始まります。本年度は現中学校体育館、プールの解体や浄化槽設置工事を行い、校舎新築工事に着手する予定です。工事施工時には児童、生徒、周辺住民の安全確保のため、交通誘導員を設置します。
夏には日田彦山線BRTが開業します。鉄道との接続駅である添田駅に、新たに駐車場と多目的トイレを設置します。沿線のにぎわいづくりにも取り組みます。また、妊産期から子育て期まで、そして、高齢者の予防事業など、今まで以上にきめ細やかな福祉施策に取り組むため健康子育て応援課と福祉環境課を新設し、安全・安心に楽しく暮らせる、魅力あるまちづくりを行います。

◆一般会計歳出(前年度比+31.4%)

▽用語の説明
[歳入]
・町税…町民税、固定資産税、たばこ税、軽自動車税など、皆さんに納めていただく税金
・地方交付税…市町村の財力に応じて国から交付されるお金
・国庫支出金…市町村が行う特定の事業に対して、国から交付されるお金
・県支出金…市町村が行う事業に対して県から交付されるお金で、通常は使途が特定されます
・町債…町の借入金で償還が2年以上にわたるもの
[歳出]
・議会費…議会運営の経費
・総務費…行政全般の事務などに関する経費
・民生費…障害者や高齢者に対する福祉や子育て支援などの経費
・衛生費…環境保全や健康づくりの支援などの経費
・農林業費…農業や林業の振興のための経費
・商工費…商工業や観光の振興のための経費
・土木費…道路や河川の整備、町営住宅建設などの経費
・消防費…消防活動や災害対策などの経費
・教育費…学校教育や生涯学習の充実、文化・スポーツなどの経費
・公債費…過去の町債を返還するための経費

■借入金の状況
▽年度末借入金(地方債)残高
一般会計
・令和3年度決算額　約63億2,922万円
・令和4年度見込額　約66億3,597万円
・令和5年度見込額　約83億9,979万円
令和5年度は添田町立小中学校建設事業、朝日ヶ丘団地建替事業などにおける事業費の財源を確保するため借り入れを予定しています。
令和5年度末残高については、令和4年度見込額と比較し、増額となる見込みです。

問合せ：役場財政課
【電話】82-0350