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自治体の皆さまへ

事前の準備と確実な避難を

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福岡県添田町

■大雨や台風などの大災害から何よりも大切な自身の家族の「いのち」を守るため
~事前の準備と確実な避難を~
6月初旬、台風第2号から停滞する梅雨前線に向かって非常に暖かく湿った空気が流れ込んだことが影響し、西日本から東日本の太平洋側を中心に大雨をもたらしました。静岡県などでは線状降水帯が発生し、1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降り、死者6人※1、行方不明者2人などの人的被害のほか、住家では全壊16棟、半壊487棟、床上浸水2192棟もの被害をもたらしました。
添田町が被災した平成29年、30年の豪雨災害をもたらした大雨も、梅雨前線に台風の湿った空気が流れ込み活発化したことが要因の一つとされています。
いつ、どこで起こるか分からない豪雨災害や台風災害。平常時にハザードマップなどで自宅周辺の危険性や避難経路・避難場所を確認しておきましょう。また、発災時、町が出す避難に関する情報などを確実に受け取れる防災ラジオを受け取っていない家庭は、この機会に受け取りを行うなど自分や家族の大切な「いのち」を守るため、今できる備えを進めましょう。

◆日頃の生活から、災害に備える
○災害に備え、自宅の点検を
雨量が多い梅雨。大雨が降った時に浸水被害を最小限に抑えるため、側溝など掃除して水はけを良くしておきましょう。また、強風に備え風で飛ばされそうな物干し竿や植木などは飛ばないように固定したり、家の中に入れたりし、窓のひび割れなど異常を確認したときは、早めに修繕しましょう。

○避難時の持ち物を準備、確認を
・非常食
・飲料水
・マスク
・懐中電灯
・救急薬品
・携帯ラジオ
・電池
・現金
・軍手
・ウェットティッシュ
・雨具
・缶切り
・ライター
・携帯電話
・モバイルバッテリー など

窓:ひび割れや窓枠のがたつきの確認を
側溝:ごみや泥、落ち葉を取り除いておく
ベランダ:干し竿など飛散の危険があるものは室内へ
屋根:瓦の割れやずれ、はがれはないか、確認を
外壁:亀裂はないか確認し、プロパンガスボンベを固定する
ブロック塀:ぐらつきや亀裂、破損個所はないか確認を

※1 資料出所…消防庁「令和5年梅雨前線による大雨及び台風第2号による被害及び消防機関等の対応状況(第14報)」

◆非常時を想定して、災害に備える
○防災ラジオの動作確認を
災害時の避難に関する情報や、町からの大事なお知らせを放送する防災ラジオ。お昼や夕方の定期放送などで受信確認を行ってください。また、台風の接近時には暴風による停電が頻発します。停電時にも作動するように、乾電池(単3電池3本)を準備してください。まだ防災ラジオを受け取っていない家庭は役場防災管財課(庁舎2階(14)番窓口)で随時配布しています。
ぜひ活用ください。

○LINEで添田町を友達追加
「添田町ライン公式アカウント」
災害時には避難に関する情報や、避難所の開設状況などを配信する添田町LINE(ライン)公式アカウント。友達追加すると、災害情報に加え新型コロナウイルス感染症のワクチン接種予約などもできます。まだ友達追加をしていない人は、次の二次元コードから友達追加をお願いします。
※友達追加にはLINEのアプリをダウンロードしている必要があります。
→二次元コードは本紙3ページをご覧ください

○ハザードマップを確認する
添田町総合防災ハザードマップは、大雨時の浸水範囲・深さに加え避難所などの情報を掲載しています。家の周りや近所の危険箇所などを事前に把握し、早めにリスクの対策をしておくことが大切です。家庭でマップを利用し、「いつ」「どこに」「どのように」避難するのか、話し合いましょう。ハザードマップがない家庭は、役場防災管財課(庁舎2階(14)番窓口)で無料配布していますので、利用ください。

○発令される避難情報に応じた避難を
・「警戒レベル4避難指示」で危険な場所にいる人は全員避難です
高齢や障がいのある人など避難に時間のかかる人やその支援者は「警戒レベル3」で避難してください。急激な水位上昇のおそれがある河川沿いや土砂災害特別警戒区域にお住まいの人も、準備が整い次第、この段階で避難してください。それ以外の人も危険を感じたら自主的に避難をお願いします。
・浸水想定が浅いなど自宅にとどまれる人は
自宅の浸水しない安全な場所ですごしましょう。山際にお住いの場合は、自宅の山側から離れた、2階などですごしましょう。

◆地震を想定して、災害に備える
○地震が起きたその時にとる行動は
・建物の中にいる→クッションや雑誌などで頭を保護し、家具や窓ガラスから離れ、机の下など頑丈な物の下に入る
・路上にいる→ブロック塀、自動販売機、電柱や垂れ下がった電線などに注意し、カバンなどで頭を保護しながら公園、空き地など安全な場所へ避難
・車を運転している→徐々にスピードを落とし電柱やブロック塀がない安全な車道左側に止めエンジンを切る

○内閣府の「地震防災対策の現状調査に係る住民向けアンケート」にご協力ください
地震から命を守るためには、皆さんの地震が発生した際の行動などに持続的に意識を向け、災害に日頃から備えることが重要です。内閣府では、今後の防災対策に向けて、皆さんの声を反映させるため避難意識などに関する調査を実施します。皆さんの意見をお待ちしています。
回答フォーム:【URL】https://en.surece.co.jp/kaiko2023/
実施期間:7月~8月頃を予定
アンケートは二次元コードから
→二次元コードは本紙3ページをご覧ください。

問合せ:役場防災管財課防災安全係
【電話】82-4002

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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