心電図検査は、心臓の筋肉に流れる電流を体表面から記録する検査です。心電図検査を受けることで不整脈があるか、心筋の血液循環が不良(狭心症)になっていないか、心筋が壊死(心筋梗塞)していないかなどがわかります。また、長年の高血圧の影響による心臓の変化がわかることもあります。
■検査方法
ベッドに仰向けで寝て、胸部と両手首、両足首に電極を付けて、20秒間寝ているだけで終わります。正しく記録するため、検査中は動かないように注意しましょう。電極を付ける際に冷たく感じることがありますが痛みはありません。衣類の着脱時間を考慮しても5~10分で終わります。
■心臓とは
心臓は握りこぶしくらいの大きさで心筋と呼ばれる特殊な筋肉でできています。重さは個人差がありますが一般的に200~300gです。心臓は心筋に流れる電流によって、全身に血液を送り出すポンプの役割をしています。心拍数は一般的に1分あたり50~100拍が正常と言われており、平均すると約80拍程度です。心臓は毎日10万回も休むことなく拍動しています。年に1回の特定健診で心電図を受け、心臓の状態を確認しましょう。
問合せ:健康子育て応援課健康・子ども保健係
【電話】31-5001
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