10月は実りの秋です。政治の世界ではいろんな変化があるようです。我々自治体も少なからず影響を受けるのではないかと思っています。
8月号・9月号と2回にわたって、町のこれまでの取組や今行っている事をお知らせしました。その最後に「賑やかな過疎」と書かせてもらいました。それは、人口が減るから「消滅する」と考えるのではなく、むしろ「新しい仕組みをつくろう」という考えです。新しい仕組みをつくるエネルギーとして「交流」を位置づけており、賑やかな過疎に繋がるものです。
若者を中心とする移住者や関係人口が集まり、住民が取り組む地域づくりに合流し、地域に新しい賑やかさを生み出すような動きをハイライトする認識、すなわち地方移住です。交流人口・関係人口の増は、添田町第6次総合計画でお示しし取り組んできました。多くの人に関心を持って頂いています。いよいよ新しいステージに向けた取組を行う時期です。
皆さんと共に創った素晴らしい台本(添田町第6次総合計画)です。主役の皆さんは変わる事無く、多くの理解者と共に舞台に立ち、一歩ずつ進めていこうと考えています。
佐々木小次郎像を添田町に寄付して頂きました。庁舎横、国旗掲揚台の側に建てさせて頂きました。先日、銅像の寄贈者であります映画監督、三上康雄様のご出席は叶いませんでしたが、除幕式を行ったところです。添田町の新たな名所となる事だろうと思います。
佐々木小次郎像は、映画「武蔵」(脚本・監督:三上康雄氏)の中で佐々木小次郎に松平健さんを起用、史実を紐解き、英彦山出身で英彦山・岩石山等で修行したとしており、佐々木巌流を名乗り、山伏が使う杖のような長い刀でツバメ返しをこの地で編み出したと伝えられています。皆様ご承知の宮本武蔵と舟島で闘った顛末等描かれた素晴らしい映画です。この像のモデルは松平健さんではないかと思っています(監督には未確認)。
岩石城(そえだジョイ)の活用を提案されました。天守閣に宿泊させてはどうかです。面白いアイデアです。宿泊施設の安全基準等あり非常にハードルは高いかも知れませんが、愛媛県大洲市の大洲城では年に数回天守閣の宿泊を1組限りで行っているそうです。一人一泊うん十万円で、宿泊当日はスタッフ揃って鎧兜でお出迎えだそうです。ジョイの大広間も多くの人が集まれます。いろんな行事に活用してはとの提案です。いろんな制約があるかも知れませんが、住民の皆さんに使って貰わなければ建っている意味はありません。可能になれば住民の皆様に情報発信、大いに活用してもらいたいと思っています。
楽しい「賑やかな過疎」としての、皆様のご協力よろしくお願いします。
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