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令和6年度 予算

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福岡県添田町

■総額121億4812万円のまちづくりスタート
小中学校建設事業などの大型事業が本格的に始まることから、前年度比16億7832万円の増額となった令和6年度当初予算。「みんなでまちづくり」を合言葉に「いつまでも健康で住み続けられる・住みたくなるまち」を目指し、一般会計105億2443万円、特別会計16億2369万円、予算総額121億4812万円の令和6年度まちづくりが始まります。

◆歳入
歳入は、皆さんの税金や使用料・手数料などによる自主財源が全体の17.4%、国や県に頼った依存財源が82.6%と本年度も財源の多くを依存財源が占める財政構造となりました。依存財源のうち町債については、小中学校建設に伴い前年度比7億8355万円の大幅な増額となっています。
自主財源の核となる町税は前年度比388万円の減額となっています。固定資産税で3年に1回行う評価の見直し(評価替え)により家屋の減価償却が進んだことなど約1060万円の減額見込みとなったことが主な要因です。

▽一般会計歳入(前年度比+19.5%)

◆歳出
昨年度、本格的な工事が始まった小中学校建設事業。運動場や体育館の跡地に新しい校舎棟・体育館棟が令和7年2月末の完成を目指し建設中です。建設などにかかる費用は36億4230万円を見込み、教育費は前年度比で15億2373万円の増額となりました。また、現在休業中のひこさんホテル和は令和6年秋に再開するためボイラーや空調設備などの機器更新を行います。さらに朝日ヶ丘団地建替事業などの投資的事業が連なることから、町の負担となる事業財源を確保していくために既存事業の見直しや、新規に行う各種事業経費の精査などの財源確保を行い、魅力あるまちづくりに取り組みます。

▽一般会計歳出(前年度比+19.5%)

▽特別会計 16億2,369万円 前年度に比べ3,882万円の減額(▲2.3%)
特別会計は、一般の歳入歳出予算と区別して行われる、予算の使用用途が限定された会計です。

◆借入金の状況
▽年度末借入金(地方債)残高
一般会計
令和4年度決算額:約63億9,267万円
令和5年度見込額:約84億9,881万円
令和6年度見込額:約110億9,875万円

令和6年度も5年度に続き添田町立小中学校建設事業、朝日ヶ丘団地建替事業などにおける事業費の財源を確保するため借り入れを予定しています。令和6年度末残高については、令和5年度見込額と比較し、増額となる見込みです。

◆一般会計当初予算 過去5年間の推移

◆用語の説明
▽歳入
・町税…町民税、固定資産税、たばこ税、軽自動車税など、皆さんに納めていただく税金
・地方交付税…市町村の財力に応じて国から交付されるお金
・国庫支出金…市町村が行う特定の事業に対して、国から交付されるお金
・県支出金…市町村が行う事業に対して県から交付されるお金で、通常は使途が特定されます
・町債…町の借入金で償還が2年以 上にわたるもの

▽歳出
・議会費…議会運営の経費
・総務費…行政全般の事務などに関する経費
・民生費…障害者や高齢者に対する福祉や子育て支援などの経費
・衛生費…環境保全や健康づくりの支援などの経費
・農林業費…農業や林業の振興のための経費
・商工費…商工業や観光の振興のための経費
・土木費…道路や河川の整備、町営住宅建設などの経費
・消防費…消防活動や災害対策などの経費
・教育費…学校教育や生涯学習の充実、文化・スポーツなどの経費
・公債費…過去の町債を返還するための経費

問合せ:役場財政課
【電話】82-0350

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