町内唯一の幼稚園、宮城幼稚園が3月末をもって69年の歴史に幕を閉じました。3月17日に行われた最後の卒園式では、5人の園児に丸山智子園長から修了証書が手渡されました。開園からの卒園児は3,409人。
同日に行われた閉園式の後は園が開放され、教室に歴代の卒園アルバムや遊具、小道具などの展示があり、幼稚園を懐かしむ多くの卒園生や保護者らでにぎわいました。
■宮城幼稚園のあゆみ
昭和30年 私立宮城幼稚園開園
昭和33年 園舎増築
昭和53年 園歌完成
昭和57年 学校法人宮城学園に
昭和58年 新園舎落成
令和6年 閉園
■閉園を迎える学校法人宮城学園宮城幼稚園 宮城佳昭理事長にインタビューしました
69年の長い歴史と3,409名の卒園生という大きな足跡のある宮城幼稚園において、残念ながら「閉園」の時を迎えることとなりました。宮城幼稚園は危険なボタ山を多くの人々の善意で整地いただき、園舎を完成させ、昭和30年3月に県知事許可のもと創立され、これまでたくさんの園児を見送り、はぐくんでまいりましたが、人口減少、少子化が進んでいく中、閉園という苦渋の決断に至りました。3月17日、5名の卒園生に最後となる「修了証書」を授与しました。これからも宮城幼稚園の教育理念が末永く続き、卒園生、関係者の皆様に幸あらんことを願っています。
最後に宮城幼稚園の教育推進にご尽力いただきました関係者の皆様、先生方、子どもたちをいつも温かく見守っていただきました地域の皆様に感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。
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