■144人の強者が神宮参道を駆け上がる
英彦山参道駆け上がり大会
山の日の8月11日、英彦山参道駆け上がり大会が開催されました。英彦山神宮奉幣殿の再建400年を記念し山の日が制定された平成28年からコロナ禍での中止をはさみ6回目となる駆け上がり大会。スタートの銅鳥居(かねのとりい)から始まるビル50階にもなる高低差160メートルの参道石段は、ゴールの奉幣殿に近づくにつれ段差が高くなり、参加者に試練を与えます。苦しんだ末、ゴールするとそこには町観光大使の熊谷真実さんが。選手一人ひとりにねぎらいの言葉をかけ、水を配布。表彰式では寺西町長、内野大会実行委員長とともに記念品を渡しました。
■英彦山を舞台に登山競技の全国大会
ありがとうを強さに変えて 北部九州総体2024
8月2日から5日までの4日間、英彦山山系を舞台に令和6年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)第68回全国高等学校登山大会が開催されました。野球やサッカーと違い、競技種目で登山があることを知っている人は多くはないかもしれませんが、参加した生徒は高校生活をかけ練習に励んできました。審査は登山行動に関する項目が50点、テント設営や炊事に関する生活技術、天気図や自然・救急・気象に関する知識、読図技術やマナーなどの項目が50点、計100点で審査され高得点の学校が優勝となります。生徒たちは大会期間中は35℃を超える気温の中、熱中症対策を講じながら英彦山を縦走していました。優勝は団体男子=旭川東高等学校(北海道)、団体女子=長崎北陽台高等学校(長崎県)でした。
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