■美深町教育交流(ホームステイ)受入事業
北海道美深町の児童5人が7月30日から8月2日までの3泊4日の日程でホームステイに来町しました。添田町に訪れたのは昨年7月、町の児童が美深町にホームステイした際に受け入れてくれたホストファミリーの子どもたち。今年はお返しに昨年ホームステイに行った児童の家庭がホストファミリーとして受け入れます。30日の夜に添田町役場に到着した美深町の児童たちとの1年ぶりの対面は、最初はお互い緊張した様子でしたが、すぐに数年来の友人のように打ち解け合い、各家庭へ迎え入れられました。
2日目は町内の施設で様々な体験を一緒に行いました。フォレストアドベンチャー・添田でアスレチック・空中散歩、英彦山スロープカー花駅で英彦山がらがらの絵付け体験、英彦山神宮参拝、株式会社山口油屋福太郎添田町めんべい工場でせんべいの手焼き体験を、3日目は福岡市内の水族館などを一緒に巡り、交友を深めました。最後の夜にはホストファミリーが集まっての夕食会も開かれ、別れを惜しみました。
8月2日、役場で行われた離町式では「今は昔と違い、SNSなどでいつでも話ができます。遠い九州と北海道ですが、いつまでも友達でいましょう」と誓い合ました。
ホームステイの受け入れなど貴重な体験をした児童たち。家族と協力して、美深町の児童と一緒に生活した4日間は、一生忘れられない大切な宝物となったことでしょう。
問合せ:まちづくり課まちづくり推進係
【電話】82-5965
■添田SUMMERキャンプin秋吉台青少年自然の家
集団での活動・生活を通して子どもの成長を促す添田SUMMERキャンプが8月19日から山口県秋吉台青少年自然の家で行われ、町内の小・中学生22人が3泊4日の冒険に出発しました。秋吉台と言えば鍾乳洞。3億5千万年かけてできた鍾乳洞などの成り立ちについて学習した後、実際に特別天然記念物「秋芳洞」の内部へ。児童たちは薄暗い洞窟の中、初めて見る鍾乳石の光景に興奮気味で洞窟の生物を探すなど、大盛り上がりでした。
2日目はまき割り火起こし係、飯ごう係、食材用意係に分かれて夕食のカレー作り。不慣れな手つきでも慎重に食材を切り分けたり、飯ごうの水加減をみんなで考えたりしながら美味しいカレーが完成しました。夜はドキドキの肝試し。草原を歩いていると草陰から出てくるたくさんのお化けに、秋吉台には悲鳴が響き渡りました。
3日目はマス釣り体験のあと、洞窟探検で天然記念物「景清洞(かげきよどう)」へ。探検コースでは暗闇の中をヘッドライト一つで探検。低い天井の中、みんなで手をつなぎ声を掛け合いながら奥まで到着。ライトを消すと光が全くない無音の空間が広がる、非日常を体験しました。洞窟探検の後はBBQ。デザートにマシュマロも焼き、お腹はパンパンに。
最終日は世界遺産「松下村塾」の見学や陶芸体験などの文化活動を行いました。
共同生活が進むにつれ、困り事を自主的に手伝う児童が増え、その成長が目に見えて分かる4日間となりました。
問合せ:社会教育課社会教育係
【電話】82-2559
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