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自治体の皆さまへ

広報そえだ 町長室

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福岡県添田町

残暑厳しい9月、実りの秋ももうすぐです。
先月号の続きで添田町第5次総合計画(2010年〜2020年)から繋いだ添田町第6次総合計画(2021年〜2030年)の取り組みです。10年を前期と後期に分けて、そして繋げています。
2021年度〜2025年度(令和3年度〜7年度)の前期5年間としての方向性は、添田町の今の姿を町民だけでなく、添田ファンの方にも知ってもらう事としています。やるべきこととしては、分野横断型(脱縦割り)の体制構築と持続可能な協働の仕組みづくりを行う事とし、取り組んでいます。前期の姿としては、交流人口・関係人口が増加しているという結果を目標としています。
交流人口・関係人口がどう移住に結びつくのかと言えば、これまで無関心・無関与の無関係な人がいろんな情報等受け取り、あるとき添田町の特産品を購入する。そして次にふるさと納税等の寄付を添田町にしようとなります。そうなると、添田町に興味を持って頂く、頻繁に添田町を訪問する、そして今、制度等が整備されてきています二地域居住制度に関心を持ち、添田町にちょっと住んでみようかなと試してみる。そして移住・定住へと繋がって行くという段階方式です。
人々のライフスタイルの多様化、関係性確保の手段としてのSNS等情報通信技術の進化、「関わり価値」と言っていますが、地域やそこに住む人々との関係性を持つことに価値を見出す人々の存在があります。この事が、定住への階段を確固たるものとするのです。そのための環境整備や制度を活用し対応しているところです。
2021年は、新型コロナが流行し社会生活・町の事業等にも多大な影響を与えました。
主要事業として新型コロナワクチン接種事業、朝日ヶ丘団地建替事業、森林環境税整備事業である木材・木育利用推進等を実施しました。
2022年は、みんなでまちづくり推進事業、彦山駅前整備事業、自然共生型アウトドアパーク(フォレストアドベンチャー・添田)整備事業、英彦山スロープカー車両更新事業、添田小中学校建設事業等。
2023年は、JR添田駅多目的トイレ・駐車場整備などのBRT運行開始に伴う地域振興関連事業、添田小中学校建設事業、児童を対象としたプログラミング・電子工作教室等のデジタル活用支援推進事業、住宅新築費用・新築建て売り住宅取得費用の一部を支援する若者定住支援事業、みんなでまちづくり推進事業、アピアランスケア推進事業、医療的ケア児在宅レスパイト助成事業、移動販売事業、添田サマーキャンプ事業等。
2024年は、添田小中学校建設・開校準備事業、ひこさんホテル「和」施設改修事業、防災マップ作成事業、スマートフォン教室・eスポーツ体験教室・世代間交流デジタル講座等のデジタル活用支援事業、ホームページリニューアル事業、福岡県植樹祭事業、人手不足対応検討・農福連携等の農業振興検討事業、グラウンドゴルフ場改修事業、全国高校総体登山競技事業、朝日ヶ丘団地建替事業等、着実に行っているところです。
来年度は前期5年の区切りで、再来年度は次に繋がる後期5年間(令和8年度〜12年度)となります。2025年はこれまでの事業にさらなる事業を合わせ、当初目的である添田町に関わる人が増えることで、魅力向上・課題解決を図っていきます。
超人口減少ですが、その中でも添田町は「にぎやかな過疎」を目指して頑張っていきます。住民の皆様のご協力よろしくお願いします。

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