文字サイズ
自治体の皆さまへ

議会のお知らせ(令和5年12月1日 No.222)7

15/37

福岡県田川市

◆個人質問

○清風会 佐々木 博(ささき ひろし)議員
『広域無線ネットワーク事業』
問:市長公約の実現に向けた広域無線ネットワーク事業の全体像について問う。
答:市内のデジタル通信基盤の整備に係る市長公約の実現に向け、問題、課題等を抽出して検討するため、先行して伊田小学校と中央公園の2つのエリアでAIカメラによる見守りや、無料の公衆無線LANサービス、いわゆるWi-Fiの提供などを行うものである。

問:2つのエリアで先行実施予定であるが、その選択理由を問う。
答:人の集積を考え、県立大学を含む伊田小学校エリアとスポーツ施設が多い中央公園エリアを選択したものである。

問:提案理由にも市長公約の実現に向けてとあるが、この事業は最終的に市内全域を対象に広げようとしているのか。
答:ネットワークの構築は、医療の遠隔診療など様々な活用法がある。ただし、市内全域に広げるためには、大きな財源を伴うことから、事業実施に当たっての条件が整った上で検討することになる。

問:今回の実証事業を実施し、どのような結果になれば、市内全域に広げるのか。
答:広域無線ネットワークを整備したことにより、(1)様々な地域課題の解決につながるか、(2)費用対効果が見合っているか、(3)持続可能な運用計画であるか、という3点を考えている。

問:市内全域に整備する場合の費用総額はどれくらいかかるのか。
答:今年度の事業を見極めた上で精査したい。

問:今後の事業展開が困難と判断された場合は、当該事業は実施しないのか問う。
答:今回の事業成果を見た上で判断したい。

『組織機構』
問:本年8月1日に市長就任後初の機構改革を行ったが、今後更なる機構改革の考えがあるのか。
答:今回は必要最小限としており、来年4月は、それなりの機構改革を行っていく予定である。

問:市長就任後5か月が経過したが、副市長は不在となっている。副市長人事についての考えを問う。
答:副市長の役職は大変重要なポストである。市長の考えを理解・共有でき、一体となって政策を推進していける人物を人選中である。

○社民党市議会議員団 香月 隆一(かつき りゅういち)議員
『本市職員の給与水準』
問:地方公務員の給与水準を示す指標として、ラスパイレス指数が使用される。国家公務員の給与を100とした場合の地方公務員の給与水準を示したもので、市町村間のラスパイレス指数を比較することにより、給与水準が高いか、低いかを見ることができる。本市のラスパイレス指数を問う。
答:令和4年4月1日現在で、95・7である。

問:県内の政令指定都市を除く27市のうち、本市の順位、27市のラスパイレス指数の平均値を問う。
答:本市の順位は26位、平均値は99・2である。

問:本市のラスパイレス指数が低い理由について問う。
答:本市は40歳代以上の中高年齢層の職員の比率が高い一方、役職ポストの割合が国等と比較して少なく、結果としてポストについていない職員の給料が抑えられている。

問:他市と比較して本市の給与水準が低いことは、職員のモチベーションの低下を招くのではないか。また、近年の公務員志望者の減少により市町村間での新規採用職員の人材獲得競争が激化している中、給与処遇が悪いために優秀な人材が他の都市に流れていくことなどが心配される。本市の給与水準の改善策についての検討状況を問う。
答:本年度から人事評価結果の勤勉手当への反映を行うなど、評価結果の処遇反映の拡大を進めている。昇給への反映についても、仕組みづくりに向けた検討を進めたい。

『学校における熱中症対策』
問:部活動や体育の授業などにおける、児童生徒の熱中症対策について問う。
答:市内の小中学校では、暑さ指数を測定する暑さ指数計を各校1台以上設置し、毎日定期的に指数を確認。熱中症警戒アラートの情報も活用している。今後も熱中症事故の防止のために、適切な措置及び児童生徒の命を守る適切な判断を各学校において徹底していきたい。

問:猛暑の中では、部活動の行き帰りにおいても危険がある。部活動に参加する生徒へのスクールバスの運行の検討状況を問う。
答:スクールバスの運行については、様々な意見が寄せられている。今後、意見を集約した上でスクールバスの運行上の全体の課題として検討していきたい。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU