田川保護区保護司会からのお知らせ

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検挙人員に占める再犯者の比率は年々増加傾向にあり「再犯」の防止が重要課題となっています。

■保護司募集
保護司とは、犯罪や非行をした人の立ち直りを地域で支えるボランティアです。保護観察官と協働して保護観察に当たるほか、刑事施設や少年院から社会復帰したときにスムーズに社会生活を営めるよう、釈放後の住居や就業先などの帰住環境の調整や相談を行います。また、「社会を明るくする運動」など街宣活動に取り組み、積極的な啓発を行っています。

○保護司になるには
保護司になるためには、保護司法に基づき、次の条件を備えていることが必要です。
(1)人格および行動について、社会的信望を有すること
(2)職務の遂行に必要な熱意および時間的余裕を有すること
(3)生活が安定していること
(4)健康で活動力を有していること

■第73回「社会を明るくする運動」　7月は強調月間です
すべての国民が、犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生に理解を深め、それぞれの立場で力を合わせ、犯罪や非行のない明るい社会を築こうとする全国的な運動です。

○行動目標
(1)犯罪や非行のない安全・安心な地域社会を築くための取り組みを進めよう
(2)犯罪や非行をした人たちの立ち直りを支えよう

○重点事項
犯罪や非行をした人を社会から排除・孤立させるのではなく、再び受け入れることが自然にできる「誰一人取り残さない」社会の実現に向けて、次の5項目を掲げています。
(1)出所者などの事情を理解した上で雇用する企業の数を増やすこと
(2)帰るべき場所がないまま、刑務所から社会に戻る人の数を減らすこと
(3)薬物依存からの回復と社会復帰を長期的に支える地域の環境を作ること
(4)犯罪をした高齢者・障がい者などが、社会復帰に必要な支援を受けられる環境を作ること
(5)非行少年などが学びを継続できる環境を作ること

問合せ：田川保護区保護司会
(【電話】42-0509)