これからも踊り続けよう。
天高くそびえる、
二本煙突の下で。
11月4日・5日、石炭記念公園で「第15回TAGAWAコールマイン・フェスティバル~炭坑節まつり~」が4年ぶりに開催され、両日合わせて延べ約5万人が訪れました。
初日は、九州和太鼓田川大藪太鼓の演奏で開幕し、田川炭坑節保存会や正調炭坑節保存会のほか、地域の子どもたちなどが歌や踊り、多彩なダンスなどを披露。
続いてヒーローショーが催されるなど、野外ステージは大いに盛り上がりました。夜には約1万5千個のキャンドルが灯る「TAGAWAキャンドルナイト2023」や、音と光に合わせてシャボン玉を飛ばすイベントが催され、会場は幻想的な雰囲気に包まれました。
翌日も東鷹高等学校吹奏楽部や田川商工会議所女性会、田川小唄保存会などによるステージイベントが続き、いよいよ最終日のメインイベント「炭坑節総踊り」が始まりました。
今回は、当日の個人参加の申し込みが例年以上に多く「久しぶりにみんなで炭坑節を踊ろう!」という意気込みが感じられました。開始にあたり、猪位金学園、田川東中学校、田川西中学校の生徒が「炭坑節が田川の地で生まれたことを誇りに、この地が『炭坑節発祥の地』であることを宣言します」と声高らかに宣言。約3千人が大きな輪になり、三味線鷹羽会(たかはかい)と本城綾乃(ほんじょうあやの)さんによる生演奏・生歌に合わせて踊る圧巻の「炭坑節総踊り」でまつりはフィナーレを迎えました。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>