「サツマイモプロジェクト」とは、地域協議会(市・県・JAなど)の支援のもと、市内農業者と市内企業との連携を核としたさつまいもの栽培から販売までの実証を行う公民連携のプロジェクトです。令和6年度は、1回目の実証栽培と実証販売に着手。栽培を農業者の小山田さんと川並さん、販売を株式会社博多久松が担い、市の新たな特産農産物の創出とふるさと納税返礼品としてブランド化を目指しています。
秋真っ盛りの10月9日、猪国のサツマイモ畑(旧市民体験農園)で収穫交流イベントを開催。本プロジェクトの関係者のほか、白鳥保育園の園児や、ギラヴァンツ北九州の選手など約100人が参加しました。畑に鍬(くわ)を入れると、たくさんの立派に実った「べにはるか」がゴロリ。実証栽培の手ごたえを感じられる初収穫となりました。畑には、そのほかにも人気の「シルクスイート」や新品種の「あまはづき」も植えられており、今回の収穫分と今後の収穫分を含めて熟成・選別され、魅力的な商品に生まれ変わる予定です。
いいかねPaletteで行われた交流会では、収穫後すぐに食べることができる「あまはづき」の焼き芋を試食。ねっとりとした食感と深い甘みを味わった参加者たちは「これはおいしい!」「また食べたい」「期待できる」と太鼓判を押しました。
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