◆シン・タガワ→個人質問
辻 智之 議員
◇一般廃棄物(ごみ)収集・運搬業務委託事業者選定
問:令和3年度に実施された一般廃棄物収集運搬業務の事業者選定について、問題が指摘されたが、その対応について問う。
答:調査の結果、服務規律違反が認められた職員に懲戒処分を発令した。また、入札参加資格者名簿登録の事務処理方法の見直しを図った。
問:業者選定の不正が明らかになったのであれば、速やかにやり直しを行うべきである。業者選定見直しの今後の予定について問う。
答:家庭ごみの収集は市民生活に直結する重要な業務であるため、業者選定の見直しについては、関係各課と連携を図り、慎重に進める。
▽スクールソーシャルワーカー(SSW)
問:現在配置されているSSWの勤務形態や資格要件について問う。
答:社会福祉士及び精神保健福祉士の有資格者を任用の要件として、任期付職員1人、会計年度任用職員2人の計3人をいずれも週4日の勤務で本市において任用している。
問:SSWの業務や体制について、現状認識している課題を問う。
答:福祉の専門家としてのSSWの役割は今後ますます重要になってくるため、人材育成とスキルアップが課題と考えている。
要望:複雑化、深刻化する子どもを取り巻く課題に対応するため、安定的な人材の確保や育成が重要である。子どもの支援の充実のためにも、増員や正規職員としての雇用など、待遇の改善を強く要望する。
▽子ども家庭センター
問:今年度設置された子ども家庭センターの概要と、設置の効果や課題について問う。
答:0歳から18歳までの切れ目のない支援の強化と充実のために設置し、統括支援員、虐待対応専門員、社会福祉士、保健師、助産師、栄養士、SSWを配置している。設置により子どもに関する相談や手続きの窓口が一本化され、利便性が向上した。また、妊娠期からの子どもの情報が共有されているので、相談や虐待事案に対して即座に多面的な支援が可能になった。一方で、専門職の確保や人材育成は課題である。
要望:本市は全国的にも困難な状況にある子どもの数が多い傾向にある。本当に必要としている子どもに支援が行き届くよう関係機関と連携し、アウトリーチで課題をつかめる組織体制を構築し、運営してほしい。
問合せ:田川市議会事務局
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【電話】0947-85-7170
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