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議会のおしらせ(令和6年12月1日 No.226)(8)

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福岡県田川市

◆新風会→個人質問
梶原みつ子 議員
◇田川市民球場の利活用
問:施設の管理状況及び老朽化の状況について問う。
答:市民球場は、総合体育館などの施設と一体で指定管理者が管理している。老朽化が進んでおり、他の体育施設も含め、全体の緊急度に応じて修繕などを行っている。

問:スコアボードが使用不能であり、必要最小限の修繕をしてはどうか。対応の検討状況を問う。
答:電光掲示板型への改修を検討したが、非常に高額となる。最小限の修繕について検討する。

問:昨年度、市民球場に上林選手の自主トレーニングを誘致し、子どもたちや地域住民に夢を与えた。今後も同様の予定はあるのか問う。
答:今回の成果を踏まえ、財政的負担も考慮しながらプロ野球選手などの合宿の誘致等に取り組みたい。

▽高齢者施策
問:本市の高齢者数と高齢者の単身世帯の割合について問う。
答:令和2年の国勢調査では、本市の高齢者は1万5939人、単身高齢者世帯は4179世帯で、約4人に1人の高齢者が独り暮らしをしている。

問:年金収入額の低い高齢者は生活に全くゆとりがないと考える。介護保険料や市県民税の支払いに何らかの措置があるのか問う。
答:収入が国民年金のみの単身世帯の高齢者は、市県民税は非課税となり、介護保険料は約3割程度の負担軽減措置がある。また、後期高齢者医療などの保険料も低所得者には軽減措置がある。

問:軽減措置があったとしても特に単身高齢者の生活は厳しい。高齢者支援について本市の考えを問う。
答:本市の財政状況から、経済的な支援を独自で行うのは難しい。高齢者の様々な困りごとに対し、専門職がチームを組んで寄り添い、支援につなげていきたい。

▽空き家対策
問:人口減少や高齢化を背景に今後も空き家が増加すると考える。本市の対策について問う。
答:令和5年の法改正により、自治体が早期に空き家に介入しやすくなる制度などが設けられた。改正法の規定に基づき、早期に空き家の解決に向けた指導を適切に行いたい。

要望:高齢者の見守りなどを行い、家の今後についても考える機会づくりの取り組みを検討してほしい。

◆シン・タガワ→個人質問
村吉 勇介 議員
※村吉勇介さんの「吉」は環境依存文字のため、常用漢字に置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。
◇市職員の懲戒処分
問:本市職員の過去3年間における懲戒処分の状況について問う。
答:令和5年度に地方公務員法における法令違反、政治的行為の制限等により戒告が1件。令和4年度に、同法における法令違反、信用失墜行為の禁止等により停職処分が1件。令和3年度は0件。

問:本市及び他自治体の懲戒処分の基準について問う。
答:本市は、人事院が示している懲戒処分の指針に基づいて判断している。他自治体においても同様であると承知している。

問:令和5年度の事案は、公の選挙において特定の人を支持し、投票するよう勧誘することを禁じた地方公務員法に違反する行為であり、また、選挙運動が禁じられている期間における選挙運動に当たるため、公職選挙法にも違反する行為で、市民からの信頼を著しく失墜させ、公務に影響を与えたにもかかわらず、戒告処分では軽すぎるように感じる。本市の見解を問う。
答:懲戒処分は一定の基準を踏まえて判断されており、当該事案についても同様に判断したものである。

問:懲戒処分を行った場合の公表基準について問う。
答:職員の懲戒処分の公表に関する基準に、公表の目的、内容、対象、公表の時期、方法などを定め、基準に基づいて行っている。

要望:市ホームページなどに職員の懲戒処分状況の掲載を希望する。

▽令和6年8月31日付退職
問:本年8月31日付で退職した職員とは、現在本市議会が百条委員会を立ち上げ調査を行っている令和3年度一般廃棄物(ごみ)処理業務の委託契約に関与した人物か。
答:個別具体の内容については答弁を差し控える。

問:すでに退職した職員について退職後に違法行為などが判明し、刑罰が科されることとなった場合の退職金の取り扱いについて問う。
答:退職金が支払われた退職者について、在職中の非違行為が退職後に判明した場合、退職金の返還を求めることができる場合がある。ただし、この場合は在職期間中の行為に係る刑事事件に関し、禁錮以上の刑に処されたとき、または在職期間中に懲戒免職等処分を受ける行為をしたと認められるときとなる。

要望:本市独自の取り組みを行い、再発防止を徹底してほしい。

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