■5月12日は「民生委員・児童委員の日」です
地域のみなさんの困りごとなどを受けて、行政や専門機関へ繋げる「民生委員・児童委員」を知っていますか。
この特集では、その活動内容と委員の声を紹介します。
◆私たちのまちの繋がりを守る
「民生委員・児童委員」は、厚生労働大臣から委嘱を受けて活動する特別職の公務員です。主任児童委員という、児童福祉に関する問題を専門に担当する委員もいます。
福祉に関する悩みごとや困りごとを抱える人の相談に応じ、適切な関係機関へ繋ぐ大切な役割を担っており、現在市では136人が民生委員・児童委員として活動しています。
◆地域の見守り活動が役割
地域の事情に詳しい民生委員・児童委員が、地域の見守りや相談・支援、地域福祉活動などを行っています。
日常生活で、悩みごとや困りごとがあっても「相談できる人がいない」、「どこに相談したらいいかわからない」ということはありませんか。そんなとき、身近な相談役である民生委員・児童委員に相談してください。
◆民生委員・児童委員協議会活動で知識を増やす
定期的に校区会や研修会に参加し、情報交換や問題解決の対応方法を話し合ったり、各種研修会で知識を習得したりしています。また、守秘義務があるため、安心して相談できます。
◆地域で活動している民生委員・児童委員の声を紹介
○高齢者世帯などの状況把握や見守りのため家庭への訪問活動
岩本 敦子(いわもとあつこ)民生委員
日頃は、主にひとり暮らしの高齢者などに対する声かけや児童登下校時の見守りなどの活動を行っています。このほか、子育て中の悩みなど、日常生活で相談したいことがあれば気軽に民生委員・児童委員に相談していただきたいと思います。
○関係機関と区域担当の児童委員との連絡調整、活動に対する援助や協力
牧野 瑞代(まきのみずよ)主任児童委員
「子どもの笑顔は地域の宝」をモットーに、登下校時の見守りなどに加え、地域の民生委員・児童委員と学校など関係機関との連絡・調整を行っています。子どもたちに積極的に声をかけ、少しでも変わった様子があれば話を聞くように心がけています。
問い合わせ:
・田川市民生委員・児童委員協議会事務局 田川市社会福祉協議会
【電話】44-5757
・生活支援課
【電話】85-7120
<この記事についてアンケートにご協力ください。>