立派なアジサイの鉢植えを譲り受けた。鉢植えの場合は、水を切らすとあっという間に葉がしおれてしまう。これは大変!と、地植えの方法を調べ、慣れない作業に汗を流しながら思い出したのは、6年前の取材。伊加利地区のみなさんが「美しい花が咲くふるさとを子や孫に残したい」と、アジサイの植栽に取り組んでいることを紙面で紹介した。道路沿いにズラリと並んだ白・青・紫の花々がとても美しく、夢中でシャッターを切った。もうそろそろ、満開を迎える頃だろうか。久しぶりにカメラを持って出かけてみよう。
(啓)
広報担当となって、初めての神幸祭。観客として遠巻きに観覧したことはあったが、取材となると、距離感が全く違う。目前まで迫る神輿(みこし)や山笠、荒ぶる獅子(しし)や鬼神。祭りの迫力と熱気に圧倒され、感動の連続だった。歴史と伝統が息づく祭りの奥深さを改めて感じ、地域の絆きずなの強さと人々の思いの深さに心を打たれた。長年にわたって受け継がれてきた祭りには、多くの人々の努力と誇りが詰まっており、それを間近で感じることができたことは貴重な経験となった。この感動と魅力を紙面を通じて発信し、応援の一助になればと願う。
(恒)
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