■体重測定でセルフケア
体重の要素は大きく「筋肉」「脂肪」「水分」の3つに分けられます。筋肉や脂肪の増加は、運動をしたり余計なカロリーを摂りすぎたりするなど、自分で原因が予測しやすいですが、水分量の増加には注意が必要な場合があります。
例えば、塩分の多い食事を摂ると、体は塩分を薄めようとして水分をため込みます。体の中に水分が増えると、血液の量も増え、増えた血液が血管を圧迫するため高血圧が引き起こされます。他にも、体内の水分量の増加は、腎臓の働きが低下し、老廃物や余分な水分を尿として排出できていないことも考えられます。
このような体の水分量の増加は、体重の増加に加えて「体のむくみ」としても体に現れます。むくみは、指で手や足の甲、すねを押さえて跡が残るかどうかで確認できます。塩分を控えた食事をして、むくみが解消しないようであれば、かかりつけ医に相談しましょう。
体重の増減は、体のさまざまな変化の現れです。毎日の体重測定で、自分の健康状態を把握しましょう。
◎体重測定は健康管理の第一歩だよ♪
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