■「少年の主張」田川市大会を開催しました
令和6年11月9日に田川青少年文化ホールで「少年の主張」田川市大会を開催しました。この大会は、中学生に物事を考える力や広い視野を養ってもらう目的で始まり、今年で38回目の開催となりました。
市内3中学校から選ばれた7名の代表者それぞれが自身の体験をもとに、自らの考えや思いなどを発表しました。最優秀賞を田川西中学校の亀川 愛華さん、優秀賞を田川東中学校の田中 真心さんが受賞し、令和7年2月16日(日)開催の田川地区大会に出場します。
◇空手と親友と私
田川西中学校 2年生 亀川 愛華さん
亀川さんは親友が目標に向かって努力する姿に感銘を受け、同時に「自分がなりたい姿を言葉に出すこと」が目標を達成する原動力に繋がっていると考えました。亀川さんの親友は初めての空手の全国大会で初戦敗退し、挫折を味わいましたが、自分の目標を周りの人に伝えることで一層努力し、3年後の全国大会で準優勝を成し遂げました。親友の体験を聞いた亀川さんは、「言葉に出して伝えること」の大切さに気づきました。亀川さん自身も夢や目標を有言実行していきたいと宣言し、将来は自身の夢である教師になり、学生の夢を応援し夢を叶えるサポートをしたいと主張しました。
◇真心(こころ) と言葉
田川東中学校 2年生 田中 真心さん
田中さんは「真心」という自分の名前に込められた意味を、いじめの経験と当時の先生の言葉に支えられたことをきっかけに考えました。田中さんは自分がいじめのターゲットになった時、「ひとりじゃない。絶対に、必ず一人は味方がいる。」という先生の言葉に励まされました。同時により多くの人が、先生のように他人に寄り添い、勇気をもっていじめを止めることができるようになれば人を傷つけたり傷つけられたりすることもなくなるのではないかと考えました。田中さん自身も周りに流されることなく人を思いやれる心を持ち、「真心」という名前にふさわしい人になりたいと主張しました。
■新任ALTを紹介します!
ALT(外国語指導助手)は、教育委員会や学校で、外国語担当教員などの助手として働いています。本市では、外国語教育の充実を図るために、平成28年度から3人体制で、市内幼稚園、小・中学校を訪問し、子どもたちと一緒に学習しています。今回は、10月から新しく赴任したALTを紹介します。
Nichols Jake Ryan(32歳)
アメリカ オレゴン州出身
担当学校:鎮西小学校、金川小学校、田川東中学校
趣味・特技:音楽、ゲーム、ドラム、日本語の勉強、漫画、ライブ
好きな食べ物:カレー、唐揚げ、ピザ、ラーメン、焼肉
田川市の好きな場所:石炭記念公園
アメリカの紹介:私が8年間通った学校があるアイダホ州は、美しい景色が広がり、たくさんの有名人の家があります。また、アイダホ州のコーダレーンという都市では、アイアンマンというトライアスロンが盛んで、大会も開催されています。
みんなに伝えたいこと:田川に住むことができてよかったです!田川には優しい人がたくさんいます。今は日本語があまり上手じゃありませんが、頑張りますので、よろしくお願いします!
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