本市には、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を持っている人が延べ3,581人暮らしています(令和6年3月末時点)。すべての人は、個人として尊重されなければなりません。本市では、障がいのある人もない人もお互いに地域で支えあい、共に学び共に生きるまちづくり(共生社会)を目指しています。
■本市が目指す共生社会とは
本市が目指す共生社会とは、障がいの有無や年齢、性別、国籍などに関係なく、すべての人が自分の能力を発揮し、お互いに支え合いながら、共に生き生きと暮らせる社会です。この社会を実現するためには「心のバリアフリー」の考え方が必要不可欠です。
■「心のバリアフリー」という言葉を知っていますか?
心のバリアフリーとは、さまざまな心身の特性や考え方を持つ「すべての人」が笑顔で暮らせるよう、私たち1人ひとりが、相手の気持ちになって考え、行動し、支え合うことです。特に障がいのある人は、現在の社会生活で多くの「困りごと」を感じています。この困りごとをなくすために、まずは思い込みや偏見をなくすことが重要です。
■社会にある「バリア(障壁)」によって生じている「困りごと」を意識する
人により困りごとはさまざまであり「バリア」の感じ方もそれぞれ違います。
社会にある「バリア」によって、どのようなことが生じているのかを知ることが重要です。
普段何気なく行っている行動や発言など、相手の立場になって意識することから始めてみましょう。
■行動するときのポイント
コミュニケーションをとり、お互いを理解するために「何かお困りですか?」「何かお手伝いが必要ですか?」など、まずは声をかけてみましょう。勝手な思い込みで判断せず、どんな支援を必要としているか聞いてみることが大切です。1人ひとりの考え方や行動で解決できる「バリア」があります。
■心のバリアフリーとして、自分たちにできること
例えば…
・点字ブロックの上に、少しだけだからと荷物を置かない。
・車いす利用者のために、エレベーターの「開く」ボタンを押す。
・聴覚に障がいのある人がいたら、手話や筆談をする。
・公共交通機関でヘルプマークを付けている人を見かけたら席を譲る。
などがあります。
■不安や悩み、気軽に相談を!
本市には、障がいのある人やその家族からの相談を受け、助言などを行う障害者相談員がいます。ひとりで悩まず、気軽に相談してください。
◇田川地区障がい者基幹相談支援センター
障がいのある人が住み慣れた地域で、安心して暮らせるようにさまざまな相談を受付けています。
・障がいのある人の虐待に関する相談
・障がい福祉サービスの利用に関する相談
・権利擁護の相談
・暮らしに関する相談
・専門機関の紹介 など
【電話】23-0400
【FAX】23-0425
【E-mail】tagawa-kikan@gaea.ocn.ne.jp
受付:月曜日~金曜日8時30分~17時15分(祝日・年末年始を除く)
※ただし、障がいのある人への虐待に関しては、いつでも(24時間365日)相談を受け付けます。
・虐待防止専用ダイヤル
【電話】23-0415
◇身体障がいに関する相談
▽身体障害者相談員
・藤光 若生
【電話】090-8836-9747
・菅 操
【電話】44-1055
・山本 律
【電話】44-2908
・関野 加織
【FAX】42-2000※
▽聴力言語障害者生活相談員
・西川 慧子
【FAX】42-2000※
※高齢障がい課のFAXを通じて相談
▽身障なんでも相談(身体障害者団体連絡協議会)
とき:毎月第4日曜日9時30分~12時30分
ところ:スマイルプラザ田川
▽聴力言語障害者生活相談
とき:毎月第2・4水曜日13時~16時
ところ:スマイルプラザ田川
◇知的障がいに関する相談
▽知的障害者相談員
※主に発達障がいに関する相談に対応
・牛島実基子
【電話】44‒0394
・本永 澄子
【電話】42‒5989
問合せ:高齢障がい課障がい者支援係
【電話】85-7130
<この記事についてアンケートにご協力ください。>