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自治体の皆さまへ

直方の観光をもりあげろ 観光PR動画プロジェクト

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福岡県直方市

●愛し愛され、誇れるまちへ。
令和3年、直方市観光基本計画を策定するため、市では地域や観光に関する市民アンケートを実施。「直方のこれからの観光まちづくり」を考える市民ワークショップでは、映像プロデューサーの清川さんが講師を務め、直方の魅力を深く掘り下げて観光振興について意見交換が行われました。そこでまずは直方の魅力を伝えるため市民参加型のプロモーション動画の制作を計画。昨年からは市民ワークショップメンバーと一緒に動画の内容や、直方市に観光客が来た時にどんなおもてなしをするか等を考え、様々なアイデアが出されました。
直方には脈々と受け継がれてきた歴史、文化や祭り、イベントがあります。それらの魅力を改めて拾い上げ、育み、愛することで、その魅力が市外へも広がっていく「まちづくりとしての観光」を目指し、シティプロモーション動画を撮影します。

・4/4・5・6 市内各所で撮影!
・4月下旬、市ユーチューブで公開予定

▽のおがたのらしさを活かしたテーマ
清川さん:
今回の動画の演出プランは僕が考えたというより、市民の皆さんのワークショップで出たアイデアをまとめたもの。ここで皆さんの意見をもらえたのはすごく有意義でした。テーマは「持続可能な観光のエンジンは何か」。市内にいる人と市外の人の視点は全く違います。双方の視点から価値をふまえて一つの言葉をワークショップメンバーと生み出したのが「花文化観光都市」です。
単なる「花」だったら他の観光地でいいんです。そうではなく、直方には古高取(初期の高取焼)やレトロな建物があり、いろんな文化が脈々と繋がってきている。それを花と掛け合わせて「花文化」という言葉で観光1年目をやってみてはどうでしょう。花文化にはいろんな可能性があります。一つ目は受け継がれたストーリがあり、歴史や文化を感じる場所があること。2つ目はチューリップフェアなどのイベントが自分ごと化できて、みんなごと化に繋がりやすいこと。最後に、花は食やサービス、文化に教育などが公平にひもづけられるテーマだということです。
▽PR動画をビジョンムービーに
清川さん:
今回制作する動画は、未来にこうなったらいいな、という旗印になるような意味合いも込めています。花文化都市として花開こうとしている市の姿と、直方の人々のおもてなしに触れて笑顔になっていく観光客のふれあいを描く。そして実際に観光アイテムを作ったり、食・サービス・施設などの既存の観光資源にメニュー開発や花アレンジのワークショップをやってみる。そこでまちの魅力や誇りに気づいて郷土愛が育まれるといいですね。
大塚市長:
基本計画でも着地型観光(地域資源を生かした旅のこと。地元ならではの体験を提供する)を目指している。花で街を彩ると生活の潤いの一つにもなり、それが地域に定着すると、観光客にも直方は落ち着いた美しい魅力あるまちと思ってもらえる。それがまちの理想の姿で、おもてなしの空気感が伝わるまちができるといいなと思います。あとは動画公開後に直方に足を運んでもらったときに、ふれあいの体験ができるように準備は必要ですね。

直方にはすでに魅力的なものがたくさんある。それを花文化で括って「花文化都市」という共通のキーワードをみんなが持ち、展開していくことで、直方の観光は花開いていくことでしょう。

○清川進也さん
サウンドデザイナー、プロデューサー。
2011年に自身の故郷で制作した「森の木琴」をきっかけにグローバルに活動を展開。2016年に大分県別府市の地域振興事業として実施された「湯〜園地計画」を総合プロデュース。直方市では、直方市観光基本計画策定関連の市民ワークショップ(2021)にて講師を務めた。他にも、地域活性化のためのプロジェクトを立ち上げている。

●これまでのワークショップ
8/17
・もし、あなたが市長なら、5億円を何に使いますか?
基本計画が5年の本市の観光基本計画。1年間に1億円を直方のプロモーションに使えるとしたら、5年間で何をしたいか。焼きスパを1大ブランディングする、長崎街道の整備、鷹取山へロープウェイ!など、直方の魅力を伝えるいろんなアイデアが出ました。
10/6
・花文化観光都市のおがた計画
・25歳男性を観光ガイドするなら、何を案内する?
11/7
・40代男性を観光ガイドするなら、何を案内する?
12/5・6
・40代男性を観光ガイドするなら、何を案内する?

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