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まちの話題

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福岡県直方市

■目標を見据えた準備
9月10日、下境小学校で元プロバスケットボール選手の小林慎太郎さんを招いた授業が行われました。小林さんは「努力しても、ほとんどのことは上手くいきません。それでも、諦めてしまうのではなく、目標を達成するためにはどうすればよいのかを日々考えてほしいです」と児童たちに話しました。講義後は、ボールを取り合うゲームやシュート練習を行い、参加した寺島維吹さん(5年生)は、「僕はサッカーをしていますが、小林さんの話を思い出しながら、目標に向かって苦手なことにも取り組んでいきたいです」と語りました。

■浅香山親方が九州場所をPR
9月13日、本市出身の浅香山親方(元大関魁皇)が、市長を表敬訪問しました。
浅香山親方は今年、日本相撲協会の理事となり、九州場所を担当されています。今回の訪問では、九州場所の見どころについて「若手が伸びてきて白熱した取り組みがみられると思う。直方からもたくさんの人に応援に来てほしい」とPRしました。
昨年から武蔵川部屋が本市に部屋をかまえたことについても、「いろんな人に見てもらい、子どもたちに興味を持ってもらいたい。相撲に関わりを持って、直方から新人が出てきてくれると良い」と話しました。

■市内最高齢110歳の長寿をお祝い
9月15日、市長は市内最高齢の中尾ユキ子さんを訪ね、お祝いをしました。
長崎で生まれ、若いころは海軍で飛行機を作っていたという中尾さん。戦時中、姉から聞いた被爆者の様子を語る口調は重く、「戦争は二度とするものではない」と言葉少なに語りました。
直方には結婚を機に引っ越してきて、10年前に市内の福祉施設に入居し、元気に生活されています。施設では毎日の日課として、おむつを処理するときに包むための新聞紙折り等をして、施設職員のみなさんの助けにもなっているそうです。12月で110歳を迎えることについて、「こんなに長生きするとは思っていなかった」と話し、「これからも日々元気に」と今後の目標を語りました。

■障がい者差別解消啓発講演会
9月23日、デフリンピック(聴覚障がい者のための国際スポーツ大会)のバドミントン日本代表候補である矢ケ部真衣さんを講師に招き、講演会を開催しました。選手としての活躍に加え、大学教員を目指して勉学に励む矢ケ部さんは、聴覚障がい者としての工夫や苦労を現役大学生ならではの視点で、手話を用いて分かりやすく講演しました。
また、デフリンピックに向けての思いを語り、参加者とバドミントンのラリーを行う等、会場を盛り上げる場面も見られました。参加者からは「聴覚障がいに対する理解が深まりました」との感想が寄せられました。

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