■やってみようプロジェクト
昨年の夏、植木中学校生徒会執行部は令和4年2学期から始まった全員給食の残食率増加の改善のため、「やってみようプロジェクト」を立ち上げました。
当プロジェクトは、全校生徒が所属する6つの委員会で構成し、栄養士の助言を受け、それぞれ独自のメニューを考案するものです。考案されたメニューは夏休みを利用して、各委員長が調理。市の栄養士等の審査員が審査し、選ばれた体育委員会のメニュー「ベジタブルプロテイン」が、2月8日に市内4中学校に提供されました。体育委員長の中学3年生(当時)の植嶋蓮(うえしまれん)さんは「自分達は成長期なので、しっかり炭水化物とたんぱく質が取れるように考えました」と話しました。栄養士の打上さんは「しっかり考えられたメニューです。今後メニューとして取り入れていければと考えています」と語りました。
■全国少年少女選抜レスリング選手権出場
2月6日、1月に開催された第28回全国少年少女選抜レスリング選手権に出場した直方東小学校5年生(当時)の緒方陸人さんが表敬訪問しました。緒方さんは夏の九州大会で8位以内に入り、全国大会の出場を決めました。全国大会では1回戦で惜しくも敗退しましたが、次の大会に向けて、厳しい食事制限等にも取り組みながらトレーニングに励んでいます。
「タックルが得意で、よく試合で使っています。将来はオリンピックに出ます」と力強く意気込みを語る緒方さん。大塚市長は「これからさらに力をつけてぜひオリンピック出場を叶えてください。応援しています」とエールを送りました。
■県内で初自治体経営ゲーム開催
2月17日、市庁舎で直鞍地区選挙啓発事務連絡協議会が、自治体経営ゲーム「シミュレーション2040」を開催しました。参加者は新たに有権者となる近隣の高校生38人。投票率の低下が問題となる中、若年層に政治や選挙、行政に興味を持つきっかけづくりとして実施しました。
参加者は8つのチームに分かれ、理想のまちを設定し、災害の発生や社会保障費の増加など局面の変化にどう対応していくのか、カードゲームを通して体験しました。終了後にはどのチームが良かったか、実際の選挙器材を使用して投票、開票を行いました。
参加者は「選挙について考えるいいきっかけになりました。選挙に行こうと思います」と語りました。
■技能実習生等外国人支援協議会交流イベント開催
2月25日、中央公民館で市内に事業所のある企業等に勤務する技能実習生の交流を目的としたイベントが開催され、直方市技能実習生等外国人支援協議会に所属する4つの企業が参加しました。
実際に抹茶を立てる「お茶体験」や市内の名産品を景品にした「ビンゴ大会」を行い、日本と直方をより知ってもらえる機会にもなった当イベント。
参加した人達は「お抹茶、おいしかったです」や「着物を着ることが出来てよかったです。また参加したいです」と話していました。
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