ボランティア団体「笑顔応援隊」は、区の地域子育てサポーター養成講座を受講した人が中心となって、令和元年に発足しました。60代の子育て経験者を中心に、現在約10人のメンバーが活動しています。子育て中の親子に寄り添い、笑顔を増やしたいと、それぞれの経験や得意分野を生かし、市中央児童会館「あいくる」(今泉一丁目)や公民館で、創作人形劇や読み聞かせなどを行っています。
人形劇に使用する人形や小道具は全て手作りで、ラップの芯や空き箱を利用しています。人形の他にも衣装を着用したメンバーが登場するなど、小道具の仕掛けや使用する効果音、色の組み合わせについてもアイデアを出し合い、子どもの興味や関心を集められるような工夫をしています。
発足当初から活動に参加しているメンバーは「疲れた表情で訪れた保護者が、帰る頃には笑顔になっているのを見ると、とてもうれしくなります」と笑顔で話してくれました。
また、他のメンバーからは「たくさんの親子と接する中で、保護者がさまざまな人と交流し、子育てについて気軽におしゃべりができる機会を持つことの必要性を感じました。子育てサロンや子どもプラザなども積極的に利用して欲しい」「孤立しがちな保護者が楽しく子育てできるよう、力になりたいです」などの声も聞かれました。
◆「区長もかたろう」を開催
あいくるで9月8日に行われた子育て支援事業を井口区長が見学し、笑顔応援隊の皆さんと意見交換をしました。
区長は「市は子育て支援に力を入れています。中央区でもしっかりと検討し取り組んでいきますので、遠慮なくご意見を聞かせてください」と話しました。
問い合わせ:区企画振興課
【電話】092-718-1013【FAX】092-714-2141
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