市は、地域のボランティア活動などに参加した人に感謝の気持ちとしてポイントを渡す「ふくおかポイント」の実証事業を今年の5月から開始しています。
現在、中央区では当仁校区がモデル校区として実証事業に参加しています。今後、実証で出てきた課題を改善し、より使いやすい仕組みにするとともに順次実施する校区を増やしていきます。
■ポイントは何に使えるの?
たまったポイントは、美術館や市民プールなどの利用チケット、非常用保存食セット、福岡マラソンの優先出走権など、さまざまな特典に交換することができます。
■当仁校区自治協議会 高橋績(いさお)会長(71)の話
当仁校区では、多くの人が企画や準備、運営に携わる「とうにん夏まつり」「ふれあい文化祭」などの校区の行事や毎月実施している夜間パトロールなどをポイントの対象事業にしています。
実証を始めたばかりなのでまだまだこれからですが、自治協議会の役員を中心に夏まつりで45人、夜間パトロールで27人がこれまでにポイントを受け取りました。利用者からは「地域活動に参加するたびにポイントがたまっていくのは楽しみや励みになる」「スマホで簡単にポイントを受け取れるので便利」といった声が聞こえてきます。
今後は、もっとふくおかポイントを広く知ってもらい、これまで地域活動にあまり参加してこなかった人たちが校区で行っているさまざまな行事に参加するきっかけになればと思います。地域活動への参加を促すことができる良い取り組みだと思うので、他の校区や地区にも広がっていくといいですね。
■モデル校区を追加募集します
令和7年度に新たにふくおかポイントの実証事業への参加を希望するモデル校区の募集を12月2日(月)から開始します。
募集案内は各自治協議会宛てに送付します。申し込みは自治協議会単位となります。詳細は市ホームページ(「ふくおかポイント」で検索)をご覧ください。
問い合わせ:ふくおかポイント事務局
【電話】092-711-4093【FAX】092-733-5582
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