「社会を明るくする運動」は、全ての国民が犯罪や非行の防止と犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪や非行のない安全で安心な明るい社会を築くための全国的な運動で、7月は同運動の強調月間です。
今年のキャッチフレーズは「想う、ときには足をとめ。」です。更生に向けて努力する人の未来を信じて「変わっていく時間」に寄り添う人たちの存在が必要です。人と人がつながり、支え合う、安全で安心な明るい社会の実現を目指します。
■「社会を明るくする運動」中央区大会
7月20日(土)に中央市民センター(赤坂二丁目)で中央区大会を開催します。午後1時から内閣総理大臣や県知事からのメッセージ伝達式が行われます。
定員:先着500人
料金:無料
▽講演会(午後1時30分~)
子どもたちの非行防止や薬物乱用防止などに取り組み「夜回り先生」で知られる水谷修さん(68)による「壊されゆく子どもたち~私たちにできること、しなければならないこと」をテーマにした講演会です。
▽演劇(午後2時50分~)
クラーク記念国際高等学校(平尾一丁目)による演劇「FLOAT(フロート)」を上演します。同作品は「生きづらさ」をテーマにした作品で、令和3年度には全国高等学校演劇大会で最優秀賞などを受賞した作品です。
■保護司の活動
保護司は、犯罪や非行をした人の立ち直りを地域で支える、無報酬・非常勤の国家公務員です。犯罪や非行をした人の更生を支え、面接を通じた助言や指導、社会復帰に向けた環境づくりや犯罪を未然に防止するために地域での防犯パトロールなどを行っています。
中央保護区保護司会の楠正信会長(69)は「地域や学校、行政などの団体が協力して社会を明るくする運動に取り組んでいます。ぜひ中央区大会に参加し、立ち直ろうとする人たちに対して、何ができるかを考えてみませんか」と話しました。
中央区大会の詳細は、区ホームページ(「社会を明るくする運動 福岡市中央区」で検索)でご確認ください。
問い合わせ:中央保護区保護司会
【電話】092-791-5155【FAX】092-762-5041
<この記事についてアンケートにご協力ください。>