全国の児童相談所が昨年度に対応した児童虐待に関する相談件数は21万件を超え、過去最多となりました。児童虐待には、身体的・性的・放任・心理的虐待があり、市では心理的虐待の相談が約7割を占めています。
DV(ドメスティックバイオレンス)とは、配偶者や恋人などのパートナーから振るわれる暴力のことです。夫婦間の暴力を子どもが目撃することを「面前DV」と言い、これも子どもへの心理的虐待となります。
●子どもの虐待防止のために
市は、「子どもに優しい都市福岡」の実現を目指し、今年4月1日に「福岡市子育て家庭を社会全体で支え、子どもを虐待から守る条例」を施行しました。
毎月5日を「虐待防止推進の日」、11月を「虐待防止推進月間」とし、関係機関や地域住民と共に子どもを虐待から守るための取り組みを進めています。
問い合わせ先:こども家庭課
【電話】092-711-4238【FAX】092-733-5534
◆市の専門相談窓口
▽子どもに関する相談
市こども総合相談センター(えがお館)【電話】092-833-3000(24時間対応。年末年始は休み)
▽DVに関する相談
市配偶者暴力相談支援センター【電話】092-711-7030(平日午前10時~午後5時。火曜日は8時まで。12月29日~1月3日は休み)
※相談は全て無料です。
◆「虐待かも」と思ったら
児童相談所虐待対応ダイヤル 189(いちはやく)(通話料無料)
11月4日(土)~6日(月)の3日間、福岡タワー(早良区百道浜二丁目)に「189」のイルミネーションをともします。
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